ちくはぐなピース(竹タカ) 「…相変わらず酷い髪だねえ」 「そうですか?」 タカ丸は目の前に座る男の髪を器用にとかしながら小さく溜め息を吐く 「うん、土井先生とため張れちゃう位にボサボサだよ」 「そりゃどうも。って何でそんな溜め息吐くんですか、」 「え〜だって。髪が痛んでるなんてそんなのあれだもん」 「別に、タカ丸さんの髪は綺麗でしょうに」 「そうかなあ。まあ手入れしてはいるけど、でも僕はそんなには…」 するとくるり、竹谷が振り向き今度は此方からとタカ丸の明るい金髪を一房持ち上げて 軽く口付けを髪に落とした 「!?たっ竹谷君!?」 「ほら、こんなに綺麗だ」 にこりと笑って見せた竹谷は真っ赤になった彼を優しく抱き締める 「……ずるいよ、もう!」 「あはははは!」 ちくはぐなピース (違ってるから、惹かれ合う) ひっそりと隼人様に捧げます! [*もどる][すすむ#] |