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終わらないひだまり(竹久々)


もしも、なんて考えたくはないけれど
それを考えてしまうのが人ってものだ

「なあ、八」
「ん〜?何だ?」

向かい合わせに座る竹谷は片手に碗を、もう片方には箸を握り
相変わらずの豪快さで飯にがっついていた

「もし俺が死んだら、お前どうする?」

自分のおかずを食べやすい大きさに切って口に運こびながら何気無く聞いてみた

「……」
「……」
「……」
「……はち?」
「うーん」

食べる手を休め(正確に言うと固まった感じだったが)
竹谷は少し考えるように碗の其処を見つめている

ふと、視線ごと久々知に向き直った

「兵助」
「…何」
「悪いがそれは有り得ない話だ」
「え?」
「俺はその時、既に死んでるんだろうからな」



お前より先に、死ンでいるだろうから
お前が俺を、殺スのだカラ








終わらないひだまり
(心配するな。先に逝って、ちゃんと待っててやるよ)
前に日記で書いたやつをアップし忘れてました…!たぶんこれが、私の初竹久々小説…だと思います…

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