短編
1
刹那にスカウトされて早一ヶ月経つんだが..
彼奴は、必要最低限に話さない。
彼奴を見ていて分かったのは、俺以外にも無愛想で仏頂面,大人びていると年相応の反応が無い…
しかも、エクシアにどっぷりだ。
刹那の事を考えてたら、本人を発見。
相変わらずの無表情だが。
「よぉ、刹那」
「…ロックオン、何の用だ?」
「今訓練終わったんだけどさぁ、一緒に飯食わねぇ?」
考えてる…はず、なんつーか無表情過ぎて分かんねぇ。
「…行く」
「よっしゃぁっ、んじゃ行こうか!」
無愛想だが、こいつといると気が楽になる。
他のクルーのメンバーは嫌いじゃねぇが、兄さんと俺を比べるから正直居ずれぇ。
それに対して刹那は、兄さんと俺を別に見てくれる唯一の存在だ。
いや、興味が無いだけなのか?
まぁいいや。
「どうした?ロックオン」
考えに没頭してたら、目の前にいつの間にか立ってた。
「うおぉっ!!…いや、何にもねぇよ」
「そうか、なら良いが」
えっ?
もしかして心配してくれたのか!?
可愛いとこ、あんじゃねぇか。
しかも上目遣い…
意外にいけるな//
そう思っている間に、食堂についた。
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