*treasures*
so much love for you☆(レクアズ)/綾萩真梨乃さま
楽しい一時を過ごした後は、のんびり、まったり余韻を楽しみましょう。
素敵な一日が幸せで包まれますように。
「はぁ、疲れたぁー」
そう吐き出すとレックスは大きな体をソファーに横たわらせる。
「情けないな。」
「う…」
悪態をつくと眉毛を八の字にして苦笑を浮かべてみせた。
「後片付けって意外と大変だよね」
同意を求める彼に呆れた顔を向けながらも、こいつがテーブルのセッティングから片付けまで、力仕事を中心に動き回っていたのを知っている。
「ありがとう」
素直に口に出せば
「アズリアこそ」
と返してくるあたり、本当にお人よしだと思う。
「あ!」
彼はなにかを閃いたようだ。
半分閉じかけていた目を輝かせて満面の笑みを浮かべた。
「お礼は言葉じゃなくて、キスがいいな♪」
「な!?」
突然の提案に顔が熱くなるのを感じた。
「却下だ、却下。」
即座に否定を投げ付けると、
それがわかっていたかのように
「ちぇー駄目かぁ。」
とため息をはいた。
「アズリアからキスしてくれたら、俺嬉しくて死んじゃうかも。」
そんな台詞を吐くレックスが、たまらなく愛しく思えた。
まあ、たまにはいいか。
変わらずソファに寝そべるレックスに、そっとキスのプレゼント。
ありがとう。
あなたがいてくれることが、なによりも私の幸せなんだ。
「嬉しすぎて死ねない!」
そう言って百倍返しにされたのは、言うまでもない。
SWEET MOON SICKさまより、一万打&一周年記念フリーの作品を戴いてきちゃいました!こちらの作品、流れが一連のパーティーになっておられるので、全て頂きたかったんです…!(図々しいよ)くぁあ!みんな可愛い過ぎです!(うるさいよ)初々しいルシフェアも、楽しいハヤナツも、甘いバルトリも、幸せなレクアズも、全てが可愛い過ぎました!
綾萩真梨乃さまの小説は、ほんのりと温かくて優しくて、いつも読んでて癒されます……!日だまりのような癒しをありがとうございます!(は)これからも応援しています!(こんな場所から?!)
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