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カラーフィルム(リュウジ＆ヨーコ)/「特命戦隊ゴーバスターズ」
「お疲れ、ヨーコちゃん。今日は大変だったね」
「リュウさん！ お疲れさま。まあ、ヴァグラスの邪魔はあったけど、バディロイドの誕生日も最後まで祝えたし、満足かな」
「ゴリサキ達も嬉しかったと思うよ。俺からも礼を言うよ。ありがとう」
「いいって、そんなの。……私たち、ヴァグラスと戦ってばかりだけど、それはやるべき当たり前のことだけど、でも、たまにはこんな日もあっても良いよね？」
「……ああ。そうだね」
「私もね、準備しながら楽しかったんだ！ ウサダたち、どんな顔するかなぁ、なんて思ったらわくわくして」
「ごめん。一人で全部準備させてしまって。俺が気付いてたら手伝えたのに……」
「いいのいいの！ 私が言い出しっぺなんだもん。でも、いつかリュウさんやヒロム、それに司令官やみんなの誕生日会も、出来たらなぁ……」
「ヨーコちゃんの誕生日もね」
「ふふ。ありがと」
「そういえば、ヒロムのことだけど、許してやってくれないかな？ また言い過ぎた、って、気にしてたからさ」
「へ？ あぁ、そんなことも言われたっけ。でも、ヒロムの言うことは正しかったし。私、気にしてないよ」
「そうか、なら良かった」
「ていうか、そうやって自覚出来た辺り、成長じゃない？」
「それ、俺もおんなじ事言った」
「あはは」
――あいつ、私に言ったことで気にしてくれてたんだ……。
「ヨーコちゃん？」
「えっ？ ううん、なんでもない。さ、明日からも頑張らなくちゃ！ おやすみ、リュウさん」
「ああ、おやすみ」
――ヒロムとニックが来てから、本当楽しそうだな、ヨーコちゃん……。
むにゃ、バナナ味のエネトロン〜、リュウジも飲んでみてよ〜……。
いらないよ。というか、スリープモードでどんな夢見てるんだ、ゴリサキ……。
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