私の歌 鳥は泣く鳴く 行き場を失う孤独な鳥は 羽をもがれて何処へ行く 「届くものも届かない」 鳥は嘆いた そして 強くなりたいと願った 折れた翼を引きずって 輝くネオンに目もくれず ひたすら夜道の先を見て …何が見える? 「強い誇りに生きるなら 花の命を忘れるな 気高く可憐に生きるなら 花の姿を忘れるな」 朝焼けなんて嫌いだけれど 折れた翼は美しく 金色に輝いた 行き場を失う孤独な鳥が 羽根をもがれて飛べないならば 世界の光となればいい 「貴方の知らない世界を知っている」 鳥は言った そして静に鳥は ないた [*前へ][次へ#] |