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隷属 -I'm Your SLAVE-
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ジュパッ…ジュポッ…

室内には葉月がフェラする卑猥な音が響いている。

色白な葉月の小さな口がそこだけ特に色素の濃い、黒い俺の自身をくわえている様は、それだけで淫美だ。

『くっ…! 葉月…出るっ!』

俺がそう言うと葉月は吸う力を強める。
そうして俺が出したものを飲み込んだ。

俺のを飲み込んだ葉月は、俺の自身を口に入れたまま喋る。

「ほうひええ?」

『………なに?』

俺は自身を葉月の口から出してやった。

「も……射れて。」

『駄目だ』

「なんで?! 奥が……疼くの…」

『ふーん?』

「ね、お願い!」

『どうするかな……』

「っ! ななみ、ななみの太くて固くて熱いの、葉月のアナルに射れてください!」

葉月が俺が葉月に罰を与えた時に覚えさせた言葉を言う。

卑猥すぎて普段なら絶対に言わない言葉。

それを言うっていうことは限界が近いんだろうな。

……もう良いだろう。

『じゃあ葉月、葉月が俺の質問に答えられたら射れてやる』

「?」


『なぜ、今日フェラしろって言った時に拒否した? それだけじゃない。セックスの最中にも何回か拒絶の素振りを見せただろう?』

「っ!」

『それに、最近の俺を見る目がいままでと違う。いったい何を隠している? 今言った質問全てに答えろ』

「きょ…ぜつしてないし、何も隠してない」

『じゃあなぜフェラを拒否した?』

「シた、じゃない…」

『それは結果論だ。俺はその過程の話をしている』

「……今日はちょっと、顎、が痛かったから」

『………話にならないな』

俺は拘束した葉月をベッドから降りられないように、さらに拘束し、服を着た。

葉月は目を見開いてそれをただただ見ているだけ。

『じゃあ、留守番頼むな、葉月』

そう言って部屋を出ようと扉に手をかけた。

「まっ……て。行かない、で」

『……なんだ?』

「言う、から」

俺は考えるフリをする。

『だってお前、俺に言うことないんだろ?』

「あり…ます」

足をもじもじさせながら葉月が言う。

今日使った薬はじわじわと効いてくるタイプだから時間が経てば経つほど辛くなる。

『さっきはないって言った』

「ある…の。聞いて」

俺は溜息をつくと葉月の元へと戻った。

『で? 俺に言いたいことってなんだ?』

「言いたいっていうか……聞きたいこと?」

『なんだ? 言えよ』

「その…怒らない?」

『内容によるな』

「じゃあ…僕のこと、捨てない?」



……………………………は?


何言ってんだ、コイツは。

俺はまじまじと葉月を見た。葉月は返事をしない俺に不安を感じたらしく、目を伏せてしまった。

『……たとえお前が嫌がったとしても俺はお前を手放したりなんかしない』

俺がそう言った瞬間、葉月は伏せていた目をあげ、俺と視線を合わせてきた。

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