銀時+土方×陸
「あけまして、今年もよろしゅう」
「よろしゅうじゃねーよ!てめーなにしてんだ」
「自室で宴会?」
「アホだろお前アホだろ!こんな時に敵に襲われたらどうすんだ」
「そんなやいやい言いなや、年末に騒ぎ立てる奴やおらん…トシもほら座り、生憎俺の隣やけど」
「あ、あァ…」
「なぁに〜土方くん、照れてんの〜?」
「……なんでてめーがいる」
「えーっと成り行き?」
「どんな成り行きだ!」
「まぁまぁトシも酒どうぞ、僕がついだ酒のめらんとか言わんよな?」
「(笑顔が黒い)」
「陸〜銀さんにはナシですか?」
「自分でつげ」
「ひどっ」
「トシ、こっち向き」
「な!」
「悪いなぁ、タバコの火もろた」
「ライターくらい貸してやる!」
「まぁ面倒やし?」
「銀さんちょー疎外感」
「はいはい、まぁ飲みぃや」
「おっとっと」
「タバコきれた…トシ一本頂戴?」
「ん」
「あんま吸うと走れなくなるって、おーい聞いてんの?陸」
「やかましい、僕はもうこれナシで生きてかれん…自分がタバコの代わりしてくれるんか?」
「お、おい!陸!」
「タバコの代わりとか卑猥だね〜、陸さぁん」
「僕はタバコとこの刀があったら生きてける、」
「本当、刀になりたいわ」
「どういう意味や?」
「てめーは刀に対する執着心が半端じゃねーからな」
「相当惚れ込んどるから、この刀で僕は救われとる」
「(愛しそうな顔しやがって)」
「銀さんもそんな風に思われてぇよ」
「あーもう一升あけぇ、飲まんか」
「てめーは酒弱いだろーが」
「そう言う自分も強ないやろ?」
「まぁ確かに土方くんは弱い」
「うるせーてめェもだろーが」
「じゃぁ酒比べする?銀さん負けねーよ?」
「野球拳か?」
「陸も参加だから」
「構わんけど…自分ら僕より弱いやろ?」
「あーもうウゼェ!飲んで負けたら服脱げよ」
「銀時もトシだけえらい厚着やな」
「「…………………………」」
「(陸…って着流しの下裸じゃね?)」
「(……………アイツ、2枚しか着てねーじゃん)」
「ほな、飲んでじゃいけんやな?」
「「おう!!!!(ぜってー脱がす!!!)」」
・
・
・
・
「強えー」
「つーかなんで銀さんだけ!?」
「ハッてめェが弱えーだけだろ」
「いやいやお前も一緒だからね」
「弱いわぁ、自分ら」
「「(強すぎる)」」
「あ…ミスった」
「「(よっしゃぁぁあ!!!!)」」
「僕、まず帯からでかまんか?」
「お…おう」
「(な、生足が…)」
「(なんつー色気してやがんだ…コイツ)」
「、なんや飲み過ぎて暑い」
「っ!」
「おいっ!」
「なんや?」
「着物をはだけさすな」
「言うても帯取っとるんやからしゃないやろ?」
「陸、銀さんとイケナイ事しない?」
「は?」
「……バカだろてめェ」
「銀さんと陸ら一線を越えた仲だからね、一線越えちゃったからね!」
「なっ!」
「あ〜眠い、も…お開きにせんかや〜、寝よ?」
「((か…かわいい))」
「なんや自分らオールするん?」
「(本当に土方くんさえ居なかったら襲うのに)」
「(コイツさえ居なかったらもう少し…)」
トントン
「ほら、しゃんしゃんと寝ぇ」
「あの〜横に寝ろって事ですか?」
「……………………」
「?、うん」
───────ブッ
「「(か…可愛い)」」
「も…早よ、ぉ」
「「ね、寝やがった」」
「ん…ぅ」
「(や、ヤバい)」
「(一緒になんか寝れるかよ…!)」
新年、酒初め
(なんつー色気してんだ)
(本当…新年そうそう、)
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