詩
例えばで成り立つ世界なら君に捧げる歌なんて無かった
ふと
思い直してみた
例えば此処が
とても綺麗で秩序正しい
そんな世界ならば
僕は前を見れるのではないか
そしたらどんなに良いだろう
自分は変われるだろうか
例えば君の為に笑ったり
君と楽しく話したり
君の為にこの身体を投げ出したり
そういうことが
出来るだろうか
君を殺さずに済むなら
何だってするのに
僕は弱いから
何もできない
自分を守る為に
君を差し出して
哀しく笑う君の身を刻んで
僕は一人生きて
世界が綺麗だったら良いのに
何も狂いはしなかったのに
僕は楽しかった過去よりも
哀しい未来を選んでしまった
さよなら世界
永遠に
眠る
君
に
捧げよう…
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