夢を見る少女は
[赤黒]「君がいなくて」
僕の前から姿を消した。それは僕やその他の皆と考えが異なったから。
「赤司君。」
ーーーあの時
「どうしたんだい、黒子。」
ーーーもし俺が
「退部届けです。いくらバスケを辞めるにしても、これを出さないといけませんから。それで来ました。」
ーーー辞めるなって言えてたら
「そうか。俺の方からも顧問の先生に一言掛けて置くよ。」
ーーー俺は
「ありがとうございます。それじゃあ。」
ーーーこんな気持ちにならなかったのだろうか?
何であの時、あの場所で。たった一言、声を掛けれなかったかったのでろう。
あれから1年。僕は洛山、テツヤは誠凛高校へ進学した。だからこの距離を無くしたくて僕はーーー
君が近くに感じれるように一人称を変えたんだ。君が「僕」と自分を指していたから。
自己満足だと自分でも良く分かっている。でも、僕は。こんなにも君を愛しているんだよ。
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