恋常
「「アレン!!」」
「駄目です」
「「アレン様!!」」
「いい加減にして下さい」
「「かっこいい素敵な紳士なアレン・ウォーカー様!!お願い致します!」」
「…しょうがないですね」
「「ありがとうございますアレン様!!」」
アレンが呆れ顔でノートを差し出す。
「よっしゃー!!俺が先さ!!」
「あたしが先に決まってんじゃん!!」
「喧嘩するなら返して下さい」
「「すみません」」
「ラビ、諦めてあたしにノートをよこして」
「それは無理さ!10分後に出すんさよ!?」
「だから!!諦めて!」
「返せ馬鹿ヤロウ」
「「すみません」」
「テメェら黙れ!まとめて斬るぞ!!」
神田が、いつもどおり遅刻ギリギリで教室に入って来た。
「ユウ!!ノート見せてさ!」
「は?」
「宿題さ!ほら!」
「なんのことだ?」
「ユウ、まさかやってないんさ?」
「宿題なんて知るかよ。聞いてねーぞ!写させろよ」
「やってないさ!」
「チッ これだから馬鹿は」
「ユウに言われたくないさ!」
「うっさいんですよ!!これだから馬鹿はー!!」
*前次#
無料HPエムペ!