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プレゼントは、(元拍手)



今日は、なんか忘れてる気がするんさ。

何かいい事・・・・記念日・・。

もしかしたら、ユイの誕生日だったりするさ?

でも、違うような気がする・・


********


「リナリー!!今日って、ユイの誕生日だったりしないさね?」

「違うわよ。ラビったら、恋人の誕生日を間違えるなんて!」

「ごめんさ…」


「今日は貴方の誕生日よ。あら?ラビ?」


ラビはとっくにいなくなっていた。


**********



ユイの誕生日じゃない・・・
じゃあ、なんさ?なんなんさ?



「ラビ〜〜」


考えながら廊下を歩いていると、彼女、ユイが飛び付いて来た。


「わっ!!ユイ!?」

「誕生日おめでとぉ!」



ちゅっ



彼女は、俺にキスをした。
「え?」

「誕生日プレゼント!嬉しくない…?」


上目遣いで問われる。
可愛い…!!

って、誕生日?!俺の?
あーそういえばそうだったさ…
忘れた…


「もちろん嬉しいさ!ありがとさ!!」



「ラビ、忘れてたんですか?」

「私が教えたのに聞かないんだから」

「馬鹿ウサギ」

「アレン!ユウ!リナリー!ありがとさー!!…プレゼントは?」

「今貰ったでしょう?」

「は?!」

「俺達全員から、それだ」

「おめでとうございます!ラビ!」

「ラビおめでとぉvV」


一人を覗いてにっこり笑う一同。
その内約二名、黒笑い。


…………


「ッ酷いさー!!(泣)」



天に向かって叫ぶラビでした…




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