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もうすこしがんばりましょう(スクツナ/10600HITリク/ナギサ様へ)

「ツナヨシィ!!!」
「は、はい!?」


大きな声で名前を呼ばれたら誰だって驚くと綱吉は思った。それが自分の倍以上大きな男からなら尚更。
スペルビ・スクアーロは綱吉よりもいくつも上だが何をしたのか留年という形で綱吉と同じクラスだ。
しかもそのしゃがれた声とこわおもて(黙っていれば美人だとおもう)を使っていつも席は綱吉の隣。クラスメートは傍観。人生そんなもんだ。みんな友達顔して実は他人って奴なんだ!綱吉はこの歳にしてそんな事を悟ってしまった。



ある日の事。
今まさに数人やってきましたみたいな顔をしてスクアーロは綱吉を呼んだ。殺されたらヤだなあと思いつつ、綱吉は殴られるのも嫌なのでスクアーロの側に寄る。
「かき氷喰いにいくぞぉ」
その吊り目に相応しくないフランクなお言葉。人生楽しそう!
でもいきなりなんで?といった綱吉の視線に気がついたのかスクアーロはニヤリッと笑った。例えるならパンチラ見ましたみたいな顔。悪どい。でも似合っちゃうから不思議。この前、憧れの京子ちゃんのパンチラを見た持田先輩の悪どい顔はまじキモかった。綱吉のちょっとしたトラウマだったりした。
このミジンコ野郎!!!と罵倒できたらどんなに良かったか…。綱吉は後悔していた。



あきゅろす。
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