[携帯モード] [URL送信]
君にかかるその色の醜いことよ@(ランツナ)
10年後捏造










嗚呼力が欲しいと一体今まで幾度願った事だろう。オレは空を見上げた。無数に輝く星達にキスでもすれば力を得る事が出来るのか。嘲笑にもにた溜め息が漏れるのと同時に咳込んだ。思わず押さえた口元からドロドロとした 赤、が 。
毒サソリ、…ビアンキ(懐かしいな、フゥ太にも会いたいな、)の料理よりも容赦ない刺激的な赤。と、ドロドロ感。血だ。なんだかやるせなくなってきた・と自覚すると急に目頭がアッツクなってきた。(懐かしさもあるしその他の理由もある)我慢しなければ。だってもう15歳にもなるんだから。笑われてしまう。ボンゴレ10代目、沢田――――









「ランボ?」
こんな狭苦しい路地裏、貴方に似合わない。なんで居るんですか?嗚呼これは夢なんだ…。ねぇ、だから居るんですよね?神様が我慢してるオレの為に最後に良い夢を見させて下さっているんですよね…
「ねぇ…ボンゴレ、」
再び咳込むと赤々とした血液が路地裏の汚い地面に散布された。ボンゴレ…あんまり近寄らない方が良いですよ。貴方の其のスーツが汚れてしまう。ボンゴレ…ボンゴレ、
「ランボッ、」
「ボンゴレ…ツナ、さ…」









なんでこの血は止まらないの?



第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!