三日目3 スクアーロのいうことには毎日ザンザスのお昼を作りに来るらしい。ついでに晩御飯も作りおきしてくれる話だ。綱吉はスクアーロを神だと思った。 「スクアーロ、おつかれ」 晩御飯の後、風呂洗いを終えて風呂をたき、アイロンをかけるスクアーロに綱吉は飲み物を差し出した。 「ゔぉ゙おい…おまえってイイヤツなんだなぁ」 「スクアーロ…いつもああなんでしょ?」 「ボスがいなくて平和な日々だったのに…」 マジ泣きしかけるスクアーロに綱吉はその背中をポンポン叩く。そのザンザスはテレビに夢中(ムツゴ○ウ王国)だ。 スクアーロの視線に気がついた綱吉はスクアーロを見る。 「こんなにちっちぇのになぁ…」 おそらくリング戦の事だと思うがスクアーロはそう呟いた。 「え?…あ、ザンザスさん?どうしました?」 ザンザスが立ち上がって綱吉の後ろに立つ。 「何か飲み物あるか?」 「あ、冷蔵庫の扉にありますよ」 台所にたったザンザスに視線を向けて綱吉はスクアーロに言った。 「…でも、今こうして一緒に暮らして…まだ怖いけど、ちょっとザンザスさんが…す」 すきになりました。 言いかけてはっと口をつぐんだ綱吉は慌てて言い直す。 「、けっこー楽しいです」 なんだか顔が赤くなった気がした。 ←→ |