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二日目2






「…ただいま、」
かつてこれほどまでに嫌な帰宅があっただろうか。いや、ねーよ。
テストで0点取った時も、リボーンから宿題をネッチョリやられた時も。
だいたい空気が重い。無理。話す事もないし、する事もない(これは1番キツい)9代目は一体何をおもってこんな奇行にでたのか。



「ザンザス、さん?」
リビングは朝の儘で(いやマジで。カーテンは微妙に開いてるしテレビは消えたまんまだし、テキトーな朝ごはんは喰った時のまんまだし)唯一変わったのはザンザスさんの位置。ソファの上にひっそりと。体育座りで。
えっ、なんで。
オレに呼ばれた事に気付いたザンザスさんはゆっくりと振り返った。
「…あの、お昼…何食べました?」
「喰っていない」
えっーーー!!!
確かに大人しくしてろとは言ったけど…あああすみませんザンザスさん。
「えっ…じゃあお腹減ってますか?」
頷いたザンザスさんにオレは急いで出前の電話をかけた。ザンザスさんの嗜好がわからないのでイタリアンピザで。
届いたらザンザスさんは無言でピザを見つめ、そんなオレはザンザスさんを見て。しばらく時間が流れた。
そこでようやくザンザスさんは
「…喰わないのか」
とオレに尋ねた。



あきゅろす。
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