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そうして叫び声は潰えたのだ(完)

「ゔ…ぉぉい…」
みるみる朱に染まる端正な顔。ニコニコ笑う少年と真っ赤な顔した青年を端からみればさぞかし異様だろう。
「おっオレが悪かったぁ…」
「わかってくれれば十分です」
照れ隠し、というか自分だけが照れているのが恥ずかしくなったスクアーロは不意打ちとばかりに綱吉に口付けた。油断しきっていた綱吉は開いた唇から口腔への侵入を許してしまった。次第に漏れるくぐもった声。綱吉にはまだはやい「オトナのキス」をして満足気なスクアーロはいつもの鋭い不敵な笑みで綱吉に愛を囁いたのだった。













END






20070610
日記log




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