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ハロー・ハロー11


いやだ
いやだと
もがいてばかりで一体何が変わったの?
みっともなく縋って揚句・自己顕示欲ばかりが肥大する
貴方に愛されたくて

















リボーンはオレを見てニヤリと笑んだ。赤ん坊がする笑い方ではないのに何故か似合う。しかしこの笑みには「含み」があるのだ。きっとまたとんでもない事を言い出すに違いない。
「じゃあ、行ってこい」
「え?」
とんでもないどころか意味不明だよ。どこに行くっていうんだ。学校か?
しかしとんでもない、は外れてはいなかった。
リボーンが取り出したのはバズーカ。冷汗が背中を流れた。
(それって…ランボの…)



アッディーオと小さな呟きがこだました。


ズガン


たちまち奪われた視界にはバズーカの白煙が広がる。瞬く間の出来事だったのにイマイチ実感がない。リボーンは10年後のオレと会うのかな。っていうか生きてるかなオレ。マフィアになってるのかな。あ…だからリボーンは朝からスーツを着てたんだ。一応オレに会うから…とどうでもよい事を考えた。
もくもくと白い煙に包まれて浮遊するような落下するような不安定な心地になる。



あきゅろす。
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