電脳コイルパロ 「サッチーがきた!!」 そう綱吉は叫んだ。 赤い楕円の縦長のボディにどこか可愛らしい表情のイラストは一見して和やかにも見えるが「Freeze(手をあげろ)」の形で止まっている手はグロテスクだ。そこらの民家にあたいする巨体。赤いそれにはまっている四つの球体も怖い。 <僕サッチー。よろしくね> たった今、交通事故を免れたばかりなのに。一難去ってまた一難。あまりにも不運だ。 その交通事故を免れた本人、ランボはしがみついて離れない。絶体絶命。と、先程ランボを救ってくれた女性ライダーがサッチーに向かって 「まて」 そう言い放った。 サッチーは動かない。ビデオなどでよく見かける停止マーク「||」がサッチーの胸元(あれに胸元があるとすれば)に浮かぶ。女性は続ける。 「お手」 綱吉は我が目を疑った。 サッチーが。あのサッチーがお手をしている!! 犬と同じくその動作をあの細長い指でしている。 「おすわり」 なにがなんだか。綱吉は頭が痛くなった。ともかく危機は逃れたのは確かだった。 電脳コイルパロ 主人公=綱吉 妹=ランボ おばちゃん=ビアンキ? この後獄寺君が来る。ビアンキをおばちゃんって言う。そしてビアンキに胸を突かれる。 妹役なんてランボにピッタリだと思う。マイブームは何かを見ては必ず「うんち!」って指さして叫ぶ。 20070616日記log ←→ |