人間不合格。 生きること。死ぬこと。 何度か 殺されかけて学んだこと。 抵抗は無意味。 自分が生きてる意味 そんなものは無いこと。 自分という人間の醜さ いやらしさ。 何をされても 笑い続けていれば なんとかなる ということ。 でも それなら僕は 何故 生きてるの どうして 死ねないの 死にたいと思えないの 考えはじめるときりがない。 いつしか 読書をすることで 空想の世界にのめり込んで行くようになった。 本を読み終えた後は 言いようの無い虚脱感が僕を襲った。 それでも僕は 現実から逃げる術を それしか知らなかったんだ。 [*前へ][次へ#] |