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アレン、リナリー、ラビ、神田の４人はとある孤島に任務でやって来ていた。
孤島のどこにイノセンスがあるかという情報がなかったため、一週間以上も滞在し、イノセンスを回収した。
｢イノセンスも回収したし早く帰ってきて〜…と言いたいところなんだけどなにせ孤島だからほとんど舟が来ないからね。
次の舟は明日の午前にならないと来ないし、せっかく時間ができたから今日一日は南の島でバカンスを楽しむといいよ。｣
たまには休みも必要だしね、とコムイは言った。
たとえエクソシストでもまだ十代の４人
久しぶりの休みに胸をおどらせた。
｢ひゃっほおぉッ!!!海さーーー!!｣
｢海ですーーっ!!!｣
ザパーーッン
｢ふふ、ラビもアレンくんもはしゃぎ過ぎね｣
｢…ったくガキじゃあるまいし｣
海に飛び込む男子２人とそれを後ろから半分あきれた様子で歩いてくる女子２人
４人は暑い夏を満喫すべく、海へやってきた。
｢それにしてもよかったわよね、水着がここに売っていて。｣
｢(ぎく…っ)｣
｢これなら思う存分海水浴が楽しめるわね、神田｣
｢あ、あぁ…そう…だなっ｣
｢…？｣
リナリーは神田の憂鬱そうな表情に首を傾げた。
｢どうしたの神田？そんな暗い顔して…
もしかして水着の色とか嫌だったの？｣
｢え…っあ、別に嫌じゃないが、いや水着の色がどうとかじゃなくて…その…つまり…俺は｢おーーーっい!!リナリーとユウも早く水着に着替えて入るさぁ〜｣
ラビの大声に神田の声はかき消されてしまった
｢はいはーい、今行くわっ。じゃあ神田、私先に行くわね!｣
そういうと団服を脱ぎ、下に着ていた白のビキニになってラビたちのいる海の中に入っていった。
｢あ…っ!ちょ、リナリー…｣
リナリーにその呼び声は聞こえず、神田はポツンと１人その場に立ちすくんでしまった。
｢……どうする｣
神田は頭を抱えた。
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