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★short 30







#ルキジャン前提モブ×ルキーノ

ルキジャン前提ですが、モブ×ルキーノです。
モブルキです。モブ×ルキーノです。大切なことなので三回言いました。
このSSの続きになります。モブが相手なので、それ相応に露骨な描写もあります。強姦・輪姦・投薬・スカを示唆する台詞(直接表現はなし)もあります。だってこれルキーノ凌辱話なんですもの。嫌な予感しかしないって人は、バック。それでも見てやるって勇気あるお嬢様方だけこの先をお進み下さい。

















 無理やりの野郎同士のセックスなんてただの暴力にすぎん。金色を視界に掠めながらルキーノはそっと笑みを零した。顔をゆがめながら琥珀の眼から涙を溢れさせるジャンに、馬鹿なんて情けない顔してんだとこの状況にも関わらずそんな事を考える。あぁ、泣くなよジャン。俺はお前の笑った顔が何より好きなんだ。俺達のボスのお前がそんな顔してちゃ駄目だろ。お前は俺にとっての誇りなんだ。俺はそんな顔本当はさせたくない。こんな事大人しく受け入れてるなんてアンタらしくねぇーってお前は思うかもしれいけどな。けどな、俺達のボスを守れないでテメェーの立場もくそも無いだろう?だから、大丈夫だ。大丈夫だぞジャン。お前がそんな顔する必要なんて何一つだって無いんだからな。お前は必ず、ここから生きて、逃がしてやるから。
















「ほらよ!ピンクの子猫ちゃんアナルいっちょあがり。」

卑下た笑みを浮かべながら二人の男に抱えられ、笑いながら床に乱暴に放り出された。叩きつけられた衝撃にがはっとルキーノの口から空気が漏れる。

「あぁ、ちゃんとケツ綺麗にしてきたんだろうな?」

煙草を咥えながら、そう尋ねる髭面の男にそりゃもう隅々までと男達は笑う。へぇーと感心したように男がルキーノの赤髪を掴んで上向かせた。

「最初は、そいつも流石に嫌がってやがったんですが、テメェーの今の状況を思いだして俺達に大人しくケツ洗われてましたよ?」
「そりゃ良い心構えだ。余程テメェーのボスが大事だと見える。流石ギャングとは格が違うな。」

侮蔑を含んだ声で、なぁCR:5の幹部様よと口にし、ぐいっと顎を掴んで顔を近づけてくる。ルキーノはその男を鋭く睨みつけるが、男は笑うだけで怖気づくことも無かった。

「そんな恥かしい格好で睨みつけられても怖かねぇーんだよ。さて、幹部の兄ちゃん。大人しくこっちに尻向けな。」

おらっと、腕を無理やり掴まれて数人の男たちに囲まれる。数人がかりで抑えつけられてしまえばいくらルキーノとはいえそれに抗うことは出来ずにされるがままだ。あまりの羞恥に抵抗の声をあげそうになってしまうが、ジャンの存在が頭に過り、それを抑え込む。気を抜けば、生理的な恐怖で震えてしまうかもしれない身体に心の中で舌うちを零した。

「おぉ、でっかいもんぶら下げてんなー。その顔と権力があれば、女もより取り見取りってとこか?羨ましいねぇ。」
「な、っつ・・あ!」

ギュッっと、自分の中心が握り込まれ痛みに思わず出る声に、男は満足気に笑う。

「なんだ、声出せんじゃねーか?無反応ってのは、ちょっとばかしつまらねーしな。いい声でないてみせろよ。」
「く・・」

ぐいっと足が持ち上げられ、むき出しになった双丘が男の前に晒されてしまう。誰にも、ジャンにすら見せたことのないところを見られてるという状況に、ルキーノは羞恥に唇を噛みしめた。

「ヒュー、すっごい綺麗じゃねーか。何処ぞの使い古したマンコとは大違いだ。」
「ヘヘッ、使ってないって感じで、やべーそそる。」
「こんなプライドの高そうな男を、しかもあのルキーノ・グレゴレッティーときたもんだ。そんな奴を犯せるなんて、早々出来る事じゃねーぞ。」

口ぐちに余計な感想を口にし、笑い合う男たちにルキーノはファックーロ!殺すだけじゃすませねーこの下衆野郎共、地獄に堕ちろと罵倒を心の中で繰り返す。

「さぁて、覚悟決めろよ兄ちゃん。」

男たちはそう言って、ルキーノの身体に手を這わせた。それに諦めにも似た感情がルキーノを支配する。けれど頭の中で愛しい金色の髪をしたその男の笑顔がルキーノの頭の中に過って、その時だけは何故か泣いてしまいそうになった自分がいたことに無視を決め込んだ。











「つ・・ぐっ・・ぁあ・・」
「うおっ!やべ、出る。」

中に入った男のものが震え、ドクドクと容赦もなく吐き出される。意識を手放しそうになってしまうそれを、必死にこらえて、ルキーノはグッと拳を握りしめ、震えそうになる唇をかみしめる。

「おい、次は俺だ。」

一人目の男を押しのけてそいつはルキーノを反転させると、コポリとあふれ出る白い液に男のそれを擦りつけて、乱暴におし入ってくる。衝撃で漏れた声に眩暈がした。

「おい、休んでんじゃねーぞ。は、二本目だからかスンナリいったな?結構慣れてきたか?」
「つ・・くそ・・」
「強情な兄ちゃんだ。へ、ほら、もっと尻あげろよ。」
「おら、お口が御留守だぜ?ちゃんと、くわえろ。歯たてんじゃねーぞ。」
「ん・・ぐ」

口内に無理やり男が押し入り、青臭いにおいが口内に広がり、思わず吐き出しそうになったがそれは男に遮られより深くまでなえこまされる。口元からそいつの精液と自身の唾液が溢れ、ゲホッとむせかえった。

「おい、ちゃんと飲み込まねーか。」
「くっ・・んん」

顔に野郎のものをすりつけられて、そのまま奴から吐き出された白濁がルキーノの顔にぶちまけられた。ほら、だから言ったじゃねーかと男は面白気に笑って、汗とまじったそれに舌を這わせられる。「ん」と零れた声に、男がゴクリと喉を上下させた。

「やべーなエロい。俺元々可愛い男が好みなんだけどよー。へへ、案外デカイ男をやるのも良いもんだな。はまりそー。」

そんな事を言うその男にどっちにしろ悪趣味な事に変わりはねーだろ変態がと罵りたくなる。

「アンタみたいなゴツイ男で、スーツも似あわねー筋肉の塊はごめんだが。こいつは綺麗に筋肉ついてるから、まじでやばい。顔も案外美人顔だしな。」
「おい、てめぇーもごたごた言ってんな。ほら兄ちゃん、もっと腰振れよ。」
「おい、てめぇーだけ楽しんでんじゃねー。次は俺だっての。早く交換しろ。」
「待て、そろそろだ。おら、出すぞ!」

中の男のものがズンと大きさを増したかと思うと、二回目のそれがルキーノの中に流し込まれる。ズルリと男のものがルキーノから引き抜かれ、ぐったりとルキーノは床に倒れ込むが、その男が離れた途端また休む暇なく、新しい男が背後に覆いかぶさって、尻を掴まれて、ズブッと内臓が押し上げられるような感覚を感じながら、またぶち込まれた。

「ひゃは、すげードロドロ。絞めつけたまんねーな。」
「つ・・くあ」
「てめーも気持ちんだろ?こんなにビンビンで、我慢汁たらしてりゃ、言い訳したって説得力のカケラもねぇー。」
「・・ファンクー・・ロ!誰が、てめぇーらみたいな下手くそにっ、つ!」
「ハ、まぁ口先だけなたどうでも言えるんんだろうが。あぁーそろそろアンタの泣き叫ぶ顔みてーんだよな。強情っぱリもいいけど。おい、誰かあれもってこい!」

男はそう叫ぶと、一人の男があぁーあれか、ちょい待ってろとその場を離れる。暫くして男の手もとにあるそれに流石のルキーノも「な」と、驚きの声を漏らして顔面蒼白になり、大人しく男たちにされるがままだったルキーノはここにきて抵抗を大きくさせた。

「や、やめろ!それだけはやめろ!ふざけんじゃねーぞてめぇーら!」
「へぇー兄ちゃん見ただけでこれが何か解るのか?おーそういや、アンタこっちも商売してんだったか?」

ニヤリと笑ったかと思うと、暴れるルキーノを抑えつける。ハ、あんたに暴れられたらこっちも無傷じゃすまないんでね、ちょいと大人しくしてもらうぜ?と、男が耳元で囁いた。無理やり抑え込まれ、腕を取られる感覚に血の気が引く。そんなもんやられちまったら、たとえルキーノであっても、意識が保てるかわからない。その状況はどうしても避けたかった。俺が意識を保っていなければ、こいつらの手がジャンに伸びないとも限らない。ベルナルド達がここに応援にかけつけるまでは、俺が奴らの意識ををこちらに引きとめてなきゃならんってのに、これではと悔しげに唇を噛みしめた。

「大人しくしろよ、幹部殿。」
「大丈夫だって、これすぐきくから。良すぎて意識ぶっとぶぜ?」
「つ、・・やめ・・ろ・・うあ」

抵抗は無駄だと解っていても、それを頭が拒絶する。意味もなく抵抗の声を上げるが男たちがそれを止めるわけは無かった。腕に痛みが走り、それが体内に入っていく感覚がルキーノを襲う。クラッと眩暈と共に、痛みすら快感に変わっていく。くそ、正気を保てよルキーノ・グレゴレッティーと、自分に言い聞かせるが、その感覚は徐々にルキーノ神経を侵していく。無理やりに引きだされてしまうそれに抗うすべなど、初めから持ってなどいなかった。

「あ・・ああぁ!」
「お、効いてきたか?」
「ひ・・あ!」

その男が浅く腰を動かすだけで大げさにビクリとルキーノの身体が震えてしまう。その反応に男は興奮に色こくした声で、こりゃすげーなと驚きの声をあげた。ズンと、ルキーノのより奥深くに男が腰を進ませる。ルキーノの瞼には生理的なそれが滲み、口からは甘さを含んだ情けない声あがる。こんな下衆野郎共なんかにとそれを必死にルキーノは抑え込もうとするが、それすら男たちにとっては情欲を誘うものでしかない。

「ぐあ、あ、やめ・・!」
「おい、こいつやべーって。まじ。」
「はは、兄ちゃん最高。案外犯られる方が合ってんじゃねーのか?」
「あ・・ん!ふざけっ・・つ!」
「へぇーまじすげーな。本当に野郎はじめてかよ、こいつ?」
「おい、独り占めすんな。次俺だぜ?」
「まぁ待て、そんな焦んなよてめぇーら。」
「は・・!」

意識が飛びそうだった。貪るように肌にくらいついてくるそれすら、身体に快感を走らせる。総ての感覚が快楽にしかならないそのドラッグに頭を支配されて、どうにかなっちまいそうだった。いや、もうすでにどうにかなっちまってるのかもしれない。ジゃン以外の男に、こんな下衆野郎に感じちまってる時点で。ルキーノは皮肉な笑みを思わず浮かべようとして、それは唐突に男が自身を突きあげる快感に表情が歪み、すぐにかき消される。意識が霞む。やばいなと噎せ返るような空気に包まれながら、あぁ、せめて早くあいつらがジャンだけでもと薄まる意識の中でただルキーノはぼんやりとそんな事を思った。

「そこを動くんじゃねー、ヴァッファンクーロ共が。」

怒りを抑えつけたような低く響いたその声を先頭にバタバタと多くの足音がその場に駆け付ける。つられて、やばいぞと焦る男たちの声も、遠く聞こえるその声にも、その場に流れる喧騒すら、もう既にその時ルキーノには聞こえてなどいなかった。

















その暗闇の中で
(泣くなよジャン。大丈夫だ。お前が無事ならそれで俺は良いから。)







END
(ルキーノ本当ごめんなさい、マジでごめんなさい。ジャンも本当にごめんなさい。)

afterな話






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