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短編

真登はそんな永岡の肉棒に指を這わせ、なぞるようにしごき、敏感な部分を器用にくすぐっていった。

「あっ、んふぅ、ふぁ……! や、やだ……ああ! はぁ、あっ、そこ、も、もっとぉ!」

揺れる肉棒からはとめどなく先走りが滴り、ベッドのシーツを汚す。永岡は悶えながらも、言いつけ通りにいやらしく、誘うように体をうねらせ嬌声を上げた。

すると真登は満足といった顔で、永岡の願いを叶えるため手をさらに巧みに動かしてきた。その動きは徐々に早く、激しいものになる。

とてもじゃないが、すでに限界に近かった永岡はそんな刺激に耐えられるはずもなく、体をビクビクと痙攣させ、精液を真登の手の中に出そうとした。

しかしその途端、真登はスッと手を放し肉棒への刺激を絶ってしまった。

永岡は顔を上げ、懇願するような目つきで見ると、真登は何やらニヤニヤと笑ってその様子を眺めている。

「どうしてほしいか言ってみてください。じゃないと気持ちよくさせてあげられません」

そう言いながら、真登は永岡が射精しない程度に肉棒をしごく。それでもイきそうになると素早く手を放し、睾丸を掴んで精液の流れを無理矢理塞ぎ止めた。

「ねえ、どうしてほしいんですか? とびっきりいやらしく言わないと、このままずっとイけないんですよ」
「やだ、そんな……お、俺が、悪かったから、あ、謝るよ、だから……やぁっ、あああ!」

余計なことを言うなとばかりに、真登はギュッと永岡の肉棒を掴み、手荒くしごいて黙らせた。

突き抜けるようなその快感に、永岡は思わず身をよじらせるが、またしても果てる寸前で手を離されてしまう。

「イきたくないんですか? 淫乱でエッチが大好きな永岡君は、ずっとこのままでいいんですか?」
「イっ、イきたくなんか……! あふっ、んあ! だ、誰が、頼むもんか!」
「強情ですね、だからもっと可愛がってあげたくなるんです。ほら、こんなに勃起させて。触ってほしそうに揺れてますよ」

口では優しく囁きながらも、手は永岡を落とすため、睾丸を締めつけつつもう片方の手で亀頭を擦り上げる。

ここまで粘ってきた永岡も、もう無理だと言って泣きながら真登にねだった。

「ご、ごめんなさい……っあ、くぅ! お、俺を、イかせて、ください!」
「そんなんじゃ駄目ですよ。もっといやらしく言ってください。どこをどう弄ってほしいのか、とかね」

意地の悪い笑みを浮かべ永岡を見つめる真登の目は、穏やかだが異様な光をたたえていた。

「お、俺の……勃起した、チンコを……い、いっぱいシコシコしてください……もう本当に、が、我慢出来ないから……!」
「淫乱で変態な永岡君は、僕にチンチンを弄られながら、いっぱいイきたいんですね」
「っああ! ま、真登さん、もっと! やっ、ひああ、イ、イく! 俺、イっちゃう!」

永岡は体をビクつかせながら、真登の手により肉棒から白い液を吹き出させた。

真登は精液でベトベトした手を、永岡の口元に差し出す。すると永岡は犬のように、その手をペロペロと舐めだした。

嫌な顔一つせずに、むしろ恍惚として見つめてくる永岡の顔に、真登は思わずそそられてしまう。

欲望を丸出しにしながら真登は永岡の後孔に指をあて、次はここだと言い、指でその入口を撫でた。

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あきゅろす。
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