[通常モード] [URL送信]

短編

体が十分に昂ぶると、二人はお互いの下着を脱がせ始めた。

張りつめたそこが露わになり、イトイは怯えたようにそれを見つめ、ミカミはゴクリと唾を飲む。

「うっ、や、やだ……ミカミさんで勃つなんて……こんなの酷過ぎる」
「黙れ。俺だってお前相手なんて……」

そう言ってお互い嫌そうな顔をして向かい合うが、ムラムラと湧き上がる感情には逆らえず、寝そべって体を重ね合わせた。

ミカミが上、イトイが下になると、それぞれ相手の足の方に頭を向ける。

目の前には隆起した雄の証が血管を浮き上がらせ、今にも触ってほしそうに反り返っていた。

「無理っ! 絶対無理だって! うっ、そんな……近づけないでください」
「だから、こっちも無理だと言ってるだろ! お前こそ、い、息を、吹きかけるな」

なんとかこの状態から抜け出そうと二人はもがくが、ミカミの方は早々にあきらめてしまった。

そしてイトイのモノを口に含むと、自分のモノもイトイの口に押しつけた。

イトイは嫌悪感を露わにし、押しつけられるそれに対して、決して口を開こうとはしなかった。

それにも構わずミカミは口の中の肉棒を、舌で舐め上げねぶっていく。

かたくなにミカミのモノを咥えようとしなかったイトイだが、自分の肉棒をしゃぶられるうちに、次第に抵抗感も薄れてきた。

熱い吐息を漏らしながら、口をほんの少し開くと、すぐにミカミはいきり立った自分のモノをねじ込んできた。

「うぐっ! んうう、ん、ん! うっ、うう!」

いきなりのことにイトイは驚き、強引に割り込むそれを苦しそうに咥えこむ。

しかし器用に自分のモノを舐めていくミカミをまねし、必死に口の中のそれをしゃぶっていった。

イトイのつたないしゃぶり方と比べ、ミカミのそれは数段上手かった。

そのためイトイはすぐに我慢の限界に達し、目をかたく瞑るとギュッとミカミの腰をつかんだ。

そして肉棒を咥えたまま、気持ちよさそうな声を上げ、ミカミの口に無遠慮に自分の精を流し込んだ。

ミカミは肉棒から口を放し、口の中に放たれた白いドロドロしたものを、ややためらいがちに飲み込む。

喉に絡みつき、飲み込むのに難儀したが、すべて飲み終わるといまだ自分のモノをしゃぶっているイトイの方を見た。

「イトイ、お前出すの早過ぎだぞ……あっ、そ、そこだ……もっと、舌使え」

ミカミに助言を受け、イトイは泣きそうな顔で肉棒を頬張り、言われた通りに舌を使い舐めていく。

ミカミは熱い眼差しでそれを見ていたが、やがて限界が近づいてくると、息を荒げイトイの喉にそれを押し込んだ。

イトイは苦しげに声を上げたが、ミカミは一言だけ謝るとイトイの口に射精を果たした。

「うぅ、うえっ! ひ、酷い、ミカミさんの、ば、馬鹿……」
「悪かった……っ! おい! どこに指入れてんだ、あっ、くぅ、やめろ、そ、そんなとこ……!」

ミカミは苦悶の声を上げ、後孔に指を入れ始めたイトイを制止した。

「だから俺も止められないんです! 誰が好きこのんで、ミカミさんのケツなんか弄ると思ってんですか」

イトイはそう言いながら、ミカミの穴に指を挿入し中を押し広げていく。

するとミカミもイトイの穴へと手を伸ばし、出来る限り優しく指で押し開き始めた。

[*前へ][次へ#]

4/8ページ

[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!