短編
おまけ
水崎と戸羽が敗北した場合のIFルート
敵の本拠地に連れていかれてシャドウたちに輪姦されている
目の前に突きつけられた陰茎から立ち込める、ムッとするような雄の匂いが戸羽の頭を痺れさせる。
嫌というほど犯されてきたせいか正常な判断力も今は働かず、人ならざる者の陰茎に自らしゃぶりつき、四つん這いのまま媚びを売るように尻を振っていた。
トカゲのような姿をしたシャドウは、二本もある陰茎を丁寧に舐めている戸羽をニヤニヤ見下ろしながら、鱗に覆われた手でその頭を強く撫でた。
「ちゃんと言われた通りにできるようになったじゃねえか。下等な人間にしては物覚えがいいな」
「違うよ、俺が教え込んだおかげだって。こーゆう生意気な人間躾けるの得意なんだよねー」
戸羽を背後から犯していた牛頭のシャドウが得意げに自慢する。黒光りする極太の陰茎が戸羽の緩んだ尻穴を何度も出入りしていた。
「あっ、あがっ、ぐうぅっ! お腹壊れるぅ! おぉっ、ぐおおっ!」
突き上げられるたび腹の奥まで衝撃が響き、内臓がせり上がる感覚を覚えた。戸羽は苦しそうに顔を歪めながらも、必死になってシャドウたちに奉仕する。
ゴリゴリと前立腺を肉壁越しに押し潰されれば、強烈すぎる快感に泣き叫ぶように喘いで、自由にならない体をクネクネと悶えさせた。そのたび尻に入れられた隷属の証である刺青が蠢き、牛頭や周りで見ているシャドウたちの嘲笑を誘った。
「情けない奴だよなー。こんなのが俺らに歯向かおうとしてたんだから笑えるね。なあ、お前まだ俺らのこと殺そうとか思ってる?」
「お、思ってない……! ちゃんと言うこと聞くから、あがっ、も、もう許してっ!」
「許して欲しかったらちゃんとご奉仕しないとさあ。ほら、中に出してやるから孕めよ」
「あああっ、いやだ! もう出さないで! いやっ、お腹パンパンだからぁ、うう……! ひぎっ、あぁっ、またぁ……」
腹の中に精液が注がれていくのが分かる。これで何人分の精液を尻から飲まされたことだろう。ぽっこりと膨らんだ下腹部はすでに孕んだようになっていて、さっきまで犯していた陰茎が引き抜かれると同時に白濁した液体が下品な音を立てながら逆流してきた。
「あーもったいないな。使い過ぎてアナル緩んでるのかな」
「ようやくケツの方が空いたか。じゃあ今度は俺の番だな」
戸羽に口で奉仕させていたトカゲのようなシャドウが今度は種付けする番となった。トカゲは戸羽の背後に回ると、膝に手を回して抱えるように持ち上げ、立ったまま挿入し始めた。
二本も生えている陰茎は徐々に戸羽の中へ入っていき、同時に緩んでいた穴をさらに広げていった。
「がぁっ、あああっ! やめてくれぇ! もう広げないでくれ!」
「うるせえな、黙って俺の遺伝子孕めばいいんだよ」
年甲斐もなく泣きじゃくる戸羽だがそれで責め苦がなくなるわけもなく、二本の陰茎はさらに深くへ挿入されていく。
ふと周りで戸羽の犯される様を見ていたシャドウの一人がやって来た。
「見てるばかりじゃあきるからな。もっと面白くしてやるよ」
手には小さなイソギンチャクのようなものを持っていて、それを戸羽の乳首へ押し当ててきた。両方の乳首に吸いついたそれは、戸羽の乳首を吸引しながら細い毒針を刺す。
「ひっ! 何、これ? いやだ、外してくれ!」
「これで改造完了だ」
そのシャドウは戸羽の胸からイソギンチャクのようなものを外すと、腫れたように肥大化している乳首に吸いついてきた。空いてる方の乳首は指で弄りながら、一心不乱に乳首を吸い続ける。
するとすぐに変化が現れた。異常に感度のよくなった乳首から、何かが湧き上がってくるような感覚がして、勢いよく白い液体が吹き出してくる。
戸羽は自分の目を疑った。自分の胸から母乳が出るなど信じたくなかった。
「結構うまいなこれ。もっと体改造してやるのもありかもな」
「おい、俺にも吸わせろよ」
「あっ、ずるいぞ! 俺にもよこせ!」
シャドウたちは二つしかない戸羽の乳首をこぞって吸い、まるで赤子のようにそこから出てくる母乳を飲んだ。
戸羽は尻や乳首を責められる快感に震えながらも、自分の体が都合よく作り変えられる恐怖に恐れおののいた。
「い、いやだ……! 俺の体、滅茶苦茶にしないで!」
「この体はとっくに俺たちのもんなんだよ。お前は黙って犯されてろ!」
立場を分からせるようにトカゲは戸羽の奥を激しく突き上げた。たったそれだけで戸羽は反論することもできなくなり、快楽に悶えながら泣き喘ぐしかなかった。
戸羽も薄々分かってはいた。シャドウに敗北し、奴隷のような扱いになった以上、もはや助かることなどできないのだと。
それでも戸羽は、未練がましくすがるような視線を彼方へ向けていた。自分を犯すシャドウたちの輪から離れたところで、誰も寄せつけずメランに犯されている水崎の方へと。
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