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短編
2
お世辞にも大きいとは言えない、おまけに仮性包茎の陰茎を見た周士の感想は、夏忠の被虐心をここぞとばかりに刺激する言葉であふれていた。

『皮被りの小さいチンポだね。いつもこんなの弄って気持ちよくなってるのかな? でも今日からこのチンポは私のものだから、勝手に弄ることは許されないよ』
 
自分が周士の所有物であることを再確認させられ、言いようのない興奮が身を包む。

周士のメールには続きがあり、陰毛を剃って写真を送れと書いてあった。夏忠は「分かりました」と返信すると、高揚感を覚えながら風呂場に向かった。 

ハサミと剃刀、シェービングクリームを用意すると、服を脱ぎ全裸になる。そしてまずハサミで陰毛を切り、そこへシェービングクリームをこれでもかというほど塗って、慎重な手つきで短くなった陰毛を剃っていった。
 
どんどん剃られていく陰毛に興奮が大きくなっていき、夏忠は直接触ってもいないのにかかわらず、勃起しそうになってしまう。

綺麗に剃り終えると、胸を激しく高鳴らせながらお湯で泡を流していった。
 
露わになった股間はまるで子供のように毛がない。陰毛がなくなったことでよく見えるようになった陰茎は、その存在感を増していた。
 
風呂からあがってその股間を写真に撮った夏忠は、さっそく周士へとそれを送信した。ほどなくして返事が返ってくると、夏忠は服も着ぬままそのメールに目を通した。

『チンポがよく見えるようになったね。毛もなくて小さいから、まるで子供のチンポみたいだ。これじゃあ友達と風呂にも入りに行けないよ。だって君の毛のない股間を見た友達に、君が変態だってばれてしまうからね』
 
夏忠はハッとした。周士の言うように、こんな無毛の股間を見られてしまえば、変態だと思われるのは確実だ。しかしそんな辱めすら、今の夏忠の淫猥な妄想を高めるだけに過ぎない。
 
周士の言葉で夏忠の興奮は最高潮になり、陰茎はすっかり勃起していた。だが自慰の許可を得るため送ったメールの返事は、今の夏忠にはあまりにむごいものだった。

『駄目だ。君には二日間オナニーは我慢してもらう』
 
夏忠は何故我慢しなければならないのかと反論のメールを送る。しかし周士は冷静に夏忠の要求を一蹴した。

『君は私の奴隷で、私の命令には絶対服従だ。君はそんなことも分からない駄犬なのか?』
 
自分が奴隷という立場を思い出し、夏忠は深く反省して詫びのメールを入れた。

そんな夏忠を周士は許してくれたのか、アナルだけなら弄っても構わないと言い、この日のメールは終わった。
 
夏忠は前に買っていたローターやローションを出した。周士とメールを始める以前から、アナルの開発をしてはいたのだが、どうにも上手くいかず、目の前の道具も半ば放置されたままだった。

だが周士が自分を調教している今なら、上手くいきそうな気がする。確かな保証のない確信だったが、夏忠は大いにやる気を出しながら、しぼまりにローションを垂らし恐る恐る開発を始めるのだった。

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あきゅろす。
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