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短編

「ほら、入りますよ。力を抜いて、そう、ちょっときつくても我慢してくださいね。どうせすぐ気持ちよくなるんですから」

真登の肉棒が永岡の中に侵入してくる。指よりずっと質量のあるそれは、メリメリと永岡の穴を押し開いて行った。

「はぁ、ああっ! うっ、んぅっ!! あつ、熱い! 真登さん、ま、待って!」

必死に止める永岡の声は、真登に聞き入られることなく過ぎていく。

真登は片手で永岡の腰をつかみ、もう片方の手で後頭部を鷲づかみにすると、激しく腰を振った。永岡は強すぎる快感にめまいを覚え、意識は半ば混濁していた。

「どうです? すごいでしょ、これ。前立腺刺激されまくって腰がガクガクしてますよ」
「ああ…っ! ヤバ、ヤバい! これ、ひあっ!! し、死ぬ、死んじゃう!」

永岡は開けっ放しになった口から涎をとめどなく溢れさせ、涙を流しながら叫んだ。すると真登は頭をつかんでいた手を離し、永岡に覆いかぶさるような体勢をとった。

そして自由になった手は、永岡のはち切れそうになっている肉棒に向かった。

「さすがにまだ後ろの穴だけじゃ射精できないでしょう? このままイけそうでイけない生殺しってのも面白そうですけど」

いたずらっぽく笑いながら真登はそう言った。そんな真登の言葉を聞いて、永岡は大きくかぶりを振り、助けを求めた。

「や、やだ! イかせてっ! お願い、お願いだからぁ!」

すると真登はよくできましたとばかりに頭を撫で、そして永岡の肉棒を激しくしごき始めた。永岡は穴を犯され、肉棒をもてあそばれる快感に押し潰されそうになっていた。

それがあまりにも強烈だったため、永岡はひたすらすすり泣き喘ぎ声を上げることしかできなかった。それでも真登は容赦なく永岡に責め苦を与え続けていく。

「いっ! ひぃ、あああっ!! だ、駄目、もう、俺! っあ、イ、イく!イっちゃう!!」

永岡はそう言ったか思うと、一段と激しく体を震わせ真登の手の中で果てた。ようやく念願の射精を果たし、永岡は心の中でホッと一息ついた。

ところが、すべて真登の手の中に出し切り深く呼吸をしようとしていると、いきなり腰を強く押さえつけられさらに奥深くに真登の肉棒を挿入された。

永岡はその衝撃に思わず小さな悲鳴を漏らしてしまう。だがやはり真登はそんなことに構わず、強引に永岡を犯し続けた。

「永岡君こちらもそろそろ限界です。このまま出しちゃっても構いませんね。どうせあなたのことですし、そっちの方がいいでしょう」

あくまでペースを崩さずそう言う真登ではあったが、言葉の節々からは余裕のなさが感じ取れた。

真登はその言葉通り限界が近いようで、さらに激しく永岡に腰を打ちつけた。

「だ、出す!? そんなことしたら、ちょっと、待って! 待ってってば!」

永岡の言葉はどうやら真登には届かなかったようで、熱いものが流れ込んでくる感覚がじわじわと下腹部のあたりで感じられた。

「…っあ! 中に、出て…! 真登さん、早く、ぬ、抜いて…!」
「駄目です。このまま二回戦と行きましょう、永岡君」

真登の言葉に永岡は信じられないというような顔で呆然とした。てっきり一回で終わるものだと思っていたからだ。

しかし真登が再び腰を動かしてきたので、永岡は弾かれたように飛び起き一言叫んだ。

「この絶倫!」

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あきゅろす。
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