正夢 2



text『奥様は番長』設定です
(要は金剛が壊れてるって事(コラ))

















世間一般では逞しいと言えど自分に比べれば随分と細い首が僅かに揺れ傾げられる。
キスを強請るように唇が薄く開かれ、顔を寄せれば首に腕が回された。


「……優」


名前を呼ぶと嬉しそうに笑う男が愛しくて堪らず、頬を撫でて唇を重ねる。
もっと、と請うように鼻先を擦り寄せてくるので、請われるまま角度を変えては何度も口づけた。


「……ん、」

「……優」


こめかみから頬まで何度も口づけると、擽ったいと笑う。
好きだと囁けば、僕も、と微笑む。


「君の事が、一番、好き」

「……一番?」

「一番」

「…本当か?」

「疑い深いなァ」


クスクスと笑って、鼻先にキスをし、ギュウッと抱きついてくる。
腰を抱き寄せると、名前を呼ばれた。


「不安なら、何度だって確かめて?」

「………そうする」


もう一度口づけると、また、好きだよ、と笑った。
































「…という夢を見た」

「…まさかとは思うけどそれが朝の出会い頭一発目でキスしてきた言い訳じゃないよねぇ…?」

「俺もまさか釘バットで殴られるとは思ってなかったぞ(不服げ)」

むしろ傷一つ付かない君が本当に同じ人間か疑うよ!

「…恥ずかしかったんだな。続きは家でするか」

ねぇその電波はどこから受信してるの?教えてよ発信源壊してくるから

「そんなに俺の事が知りたいのか」

「違ぁぁぁぁぁぁうっっ!!(泣)」


(その時の金剛番長は剛力番長曰くとても幸せそうだったそうです)















妄想も大概にしよう(お前がな)
遠い未来には正夢になると…良いですね(希望系?)



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