俺たちがアニマテラへ?
「今週末の着任式が終わってからうごこうかな。この話何処かでセイカがきいているのかな。」
ランスは王の椅子から立ち上がると、騎士のほうへ歩み寄る。
「とにかく。みんな俺をまもることを第一に動いてくれ。俺はいまからやることがあるからこれで解散しよう。エージェントついてきてくれないか?」
ランスはエージェントの腕を掴むと奥の部屋へと消えて行った。

王が消えて行った後の謁見の間はとても静かてある。だれもまた発声しない。個々で色々と考えているようだ。
(アニマテラか。)
アシェルはカレンをちらりとみる。カレンと目があった。
「アシェル。」
名前を呼んだのはヴァンクールである。
アシェルはカレンから目を離しヴァンクールの顔をみた。
「セイカはアニマテラにはこれないと思うんだ。いく術がないから。俺たちはランス王子、いや王のそばにいなくていいのかな。」
ヴァンクールは長いまつげを伏せて考えてる。
「ヴァンクールおまえはエヴァとかで不安定なんだからここにはいないほうがいい。」
ヴァンクールはハッとして
「ああ。そうか。最近エヴァの気配が全くないから忘れてたよ。」
「騎士に任せよう。」
アシェルはヴァンクールに微笑みかけるとヴァンクールは真っ赤になった。

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あきゅろす。
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