4時
4時
さすがに嫌になってきた。
(俺はあれがオリバーだと思ったのに、)
俺は拳を握りしめる
『おじさんの言った、次の部屋で会おう。って言ったのはなんだろう。』
俺は首をかしげた。
(幻全体がオリバーじゃないのか?)
そう言いながら
ゆっくりと4番目の扉を押した。
「最後は母さんかよ。」
母さんが目の前にたっていて、背景はキッチン。
母さんはニコニコしているから戦うことはないのだろう。
しかしさっきみたいに黙ってて戦闘は嫌だから
「なあ、母さんは本物なのか?」
母さんは少し驚いた顔をしたが
「母さんはヴァンの記憶よ。体は本物じゃないけど、」
俺は腕を組んで、
「どうしたらゲームに勝てるかな?」
すると母さんは
「母さんはオリバーじゃないけど。」
俺はその言葉に笑った。
その時
空間がよじれる。
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