01
今日も学校疲れた・・・
私はよろよろと家の階段を上がり自分の部屋のドアノブに手をかけた。
部屋に入ったらお気に入りの蝋燭をたいて、ふかふかのベットにダイヴしよう。それから昨日録画しておいたイナズマイレブンを見よう。
そんなことを考え、私はノブを回し扉を開いた。
すると目の前には、男の子たちの着替える姿が。
「・・・・え?」
「「え」」
私の部屋、こんなに広かったっけ?
て言うか、この男の子たちなんなの?
急いで扉を閉める。
さっきまで、私の家だったよね?
きょろきょろとあたりを見回すと、そこは見慣れない廊下だった。
動揺していると、遠くのほうから話し声が聞こえた。
その方向を見ると、ショートカットの髪の女の子が。
・・・あの子、イナズマイレブンに出てくる秋っていう女の子にそっくり。
そんなことを考えぼうっと見ていると、
「あの、どうしたんですか?」
声をかけられた。
「あの、あなたは秋ちゃんさんですか?」
「はい、そうですけど」
「ここはどこですか?」
「雷門中ですけど」
「風丸君は、いますか?」
「・・・いますけど」
一応自分の頬をつねってみた。痛い。
すると携帯が鳴った。
「あー、もしもし?」
『#NAME1#!?あんた、どこにいるのよ』
「あら?」
『あんた、待ち合わせの時間も忘れて、家行ってもいないじゃない』
まじか・・・
「もう、これはあれしかないっ!」
『はぁ?』
「トリップしちゃったんだと思われます」
夢でもない、私の現実。
私は、イナズマイレブンの世界にトリップしたようだ
タイトル
「やったぁ!風丸君に会える」
『おぃ、詳しく聞かせろこのやろう』
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