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海鳴五人組


「いやぁやっぱり初詣は人がめちゃ混みやなぁ」
「お正月はみんな行くところ一緒だもんね」
「そういえばあんたら娘どうしたのよ?ヴィヴィオ連れてこなかったの?」
「今は士郎さんや桃子さんが見てくれてるよ。遊び疲れちゃったみたいでまだ寝てる」
「やっぱり親友との恒例行事は外せないしねぇ。ヴィヴィオとは明日家族と一緒にまた初詣行くの」
「そっか、大きくなったヴィヴィオちゃん見たかったなぁ」
「なら帰り家に寄ってく?ヴィヴィオも二人に会いたがってたよ」
「じゃあ寄らせてもらおうかしら」
「うんうん、いい刺激を受けてくればええよ」
「は?どういう意味よこだぬき」
「こだ…!?ごほんごほん、あー、つまり、“私たちもそろそろ欲しいね、アリサちゃん”“ええそうね、すずか”、っていうことや」
「は?さっぱりわからないんだけど。あと似てない上にムカつく声真似やめろ」
「わからんのー?つまり第一子…」
「それ以上言うとあんたを狸鍋にするわよはやて」
「ふふふ、心配ないよ、はやてちゃん」
「へ?」
「す、すずか?」
「さっきちゃんとお参りのときお願いしてきたから。“アリサちゃんとの子供ができますように”って」
「…っ!?」
「あちゃぁ、こりゃぁいらん心配やったようやね」
「じゃあアリサとすずかの子供が見れるときもそう遠くないね、なのは」
「お祝いとかどうしようかフェイトちゃん?」
「ちょっとそこのバカ夫婦なに相談しあってるの、だいたい願掛けで子供ができるなんて…」
「いやぁ年始からめでたい感じでええなぁ!」
「ふふふ、頑張ろうね、アリサちゃん」
「…まぁ、だいたいどうなるか予想できるわね、私の今年一年が…!」









年始から苦労が絶えないのはバニングスさんの誇るべきスペックだよ!

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