もうちょっとメイクビリーブ
おまけ
「つーかよ」
一通りアルバムを読み終えた東郷先輩が言った。
「お前ユニフォームまだ持ってんのか?」
「あぁ、はい」
思い出の品だし、一応クローゼットの奥に閉まってある。
「……見てぇ」
……は?
「持って来いってことですか?」
「いや、着てこい」
なんで!!
もう引退して1年近く経つし、恥ずかしいって。
俺は東郷先輩にそう説明した。
「それでいい。恥ずかしがるユニフォーム姿の中谷とセックスがしてぇ」
「はぁ!?何考えてんだあんたは!!」
「良いだろ?最高のコスチュームプレイだ」
い、いつの間に東郷先輩がエロモード…
「それ、興奮します……?」
嫌味を込めて言うと、東郷先輩はアルバムをパラパラとめくった。。
「する。お前の生足は最高だ」
おそるおそる覗きこむと、視線の先にはさっき見ていた部活ごとの集合写真。
「ど……どこ見てんだあんたはっ!?」
「脚」
バカか!!
なんで自ら良い雰囲気をブチ壊すかなこの人は…
「ほら、早く着てこいよ」
着るわけないだろう!!
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