もうちょっとメイクビリーブ
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「東郷……先輩?」
俺は不安になって思わず顔を上げた。さっきから東郷先輩の硬いモノがあてがわれてるのはわかる。
でも先端が少し入ったかと思うとまた抜けて、なかなか快感にたどりつけない。
「東郷先輩……早く…」
「……早く、どうしてほしいんだよ?」
……最低だな。
東郷先輩は俺がお願いするのを見たいがために、こんな焦らしてるんだ…
普段ならムキになって意地でも答えないだろうけど、今はすらすらと答えが出てきた。
「いれてほしいの……早く」
「……チカラ、好きだ…」
東郷先輩はほんの少しだけ挿入して、ニヤリと笑った。
「お前は?」
……は?急に何を…
「先輩……早くいれて?」
「ちゃんと言えたらいれてやるよ。お前は?」
「す……好き…」
「誰が好きだって?」
「東郷先輩が……好きぃ…」
「……もう1回」
「好きだってば…」
「もー1回」
「せんぱっ……好き……大好きだから、早く……あぁっ!!」
やっと東郷先輩のモノが中に入ってきた。それだけでも嬉しくてイきそうだけど、俺はなんとかそれをこらえる。
「くっ……やべぇ…」
「はぁっ……やっ、あぁ……先輩…」
すごい……奥まで、しっかり当たってくる。こんな気持ち良いセックス、初めて…
「チカラ……もっと声出せよ」
そう言って東郷先輩が俺のモノを掴んだ……とたんに、俺のモノが思い切り精液を吐き出した。
「や……やだ…」
恥ずかしい……もう、なんで今日はこんな簡単にイっちゃうんだ!?
案の定東郷先輩は呆れ笑いして、もう一度俺のモノを握った。
「すげぇ、チカラ……今日は、たくさん出るな?」
「う、んっ……だって……はぁんっ……気持ちいい、からぁっ…」
東郷先輩の腰はスピードを上げる。俺は目をぎゅっとつぶってひたすら喘ぐ。
「チカラ……イく…」
「はっ……あ、ああぁっ!!」
東郷先輩がようやく腰の動きを止めた。
あぁ、俺もうダメだ…
「中谷……もう一回…」
「や……もう、無理…」
「……中谷?」
もうダメだ。
東郷先輩。
俺、少しは素直になれたかな…
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