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もうちょっとメイクビリーブ

「や、あぁっ……!!や、やだ……やめてぇっ…」

「“お礼”してくれんじゃねぇのかよ……?」

嘲笑うように言われると胸がズキンと痛む。
そうだ、東郷先輩に、喜んでもらわなくちゃ…

そう思って黙ろうとすると、東郷先輩の指が特別に気持ち良いところを突いてくる。

「ふ、あぁっ……せんぱっ…」

「中谷……もう一本いけるか?」

「ん……や、あっ!!……はぁ…」

「嫌?」

「あぁっ……や、じゃなっ…」

「……いい子だ」

東郷先輩がニヤリと笑う。
俺をいじめるのがそんなに楽しいのか?
俺のこと好きなくせに…

「う、うあぁっ!!……ん…」

予告なしに三本目の指が挿入される。
痛いけど、耐えなきゃ。
今日は東郷先輩に何されても文句言えないほど、ひどいことした…

「中谷……大丈夫、か……?」

薄目を開けると、苦しそうな顔で俺を心配してくれてる東郷先輩。
だから、今日はもう本当…
「……東郷先輩の好きに、してくださいっ…」

東郷先輩がいれたいなら、いれていい。俺は東郷先輩の愛情を確認するかのように首のネックレスを握った。

「……チカラ……本当に、愛しい…」

東郷先輩の囁く声がして、もう一度両足を広げられた。俺は思わずぎゅっと目を瞑る。

「やっ……痛……あ、あっ!!」

慣らす時間がいつもより短かったからか、やっぱり少し痛い。
それでも東郷先輩が根元までいれられるように、力を抜いて先輩の立派なそれを受け入れた。

「すげ……良い、中谷…」

そう言って激しく腰を打ち付け始めた東郷先輩。
いつもなら少しずつ動いてくれるんだけど、今日の東郷先輩は余裕がないように感じた。

「や、んっ!!はぁっ……ん、あぁっ……先輩っ…」

「中谷……気持ち良いっ…」

あ、東郷先輩が喜んでくれてる…
もっと気持ち良くなってほしい。
だって勘違いだったとはいえ、東郷先輩が他の誰かとこういうことしたんじゃないかって考えた時、すごく嫌だったから…
もっと、もっと気持ち良くなって…

「チカラっ……あ、いしてるっ…」

「ん、はぁんっ……やぁっ……もっと……もっとっ……!!」

気付かないうちに口に出していた。
東郷先輩はニヤリと笑って腰の動きを速める。

「や、だぁっ……!!出ちゃうっ…」

「出したいんだろ?イけよ、中谷…」

「やだっ……イきたく、ないっ…」

東郷先輩が顔をしかめて「は……?」と呟く。まだイっちゃダメだ。東郷先輩はまだ、イってない…

「だ……って、俺……まだ、お礼できてなっ…」

「……バカ、十分伝わったから…」

「本当に……?あっあんっ……気持ち、良い……?」

「気持ち良いよ……すげぇ」

だから、イけ…

その言葉と同時に自分のモノを掴まれた俺は、快楽に抵うことができずに精液をぶちまけた。

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