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もうちょっとメイクビリーブ

「ん……あ…」
久しぶりに味わう、この異物感。
東郷先輩の指がゆっくり動く。

「はぁっ……あ、ん…」

あ、気持ち良いかも…
こんなに良かったっけ。
しばらくして、二本目の指が入ってきたのがわかった。
俺は思わず浴槽の淵をぎゅっと掴む。

「中谷、痛いか……?」

東郷先輩の心配そうな声に首を振ると、東郷先輩は安心したのかまた指を動かし始めた。

「ん……あっ!!……はぁ…」

痛いどころか…
かなり、気持ち良い。
早く、このまま東郷先輩とどうにかなっちゃいたい。
出したいし、出してほしい。
あー、頭がクラクラする…

「中谷……早く……いれたい…」
東郷先輩も同じことを思ってたみたいだ。
それでも先輩はゆっくり指を動かし続ける。

俺のため、なんだ…

「……い、いれて…」

気付いたら口に出していた。『いれていいですよ』のつもりだけど、『いれて下さい』みたいになってしまった。

「いいのか?」と尋ねられたので俺は浴槽を見つめながら数回頷く。

指が抜ける感覚の後、「チカラ」と呼ばれて振り向くと、東郷先輩が軽くキスをしてきた。
「無理すんなよ」

俺は頷いて目をぎゅっと瞑った。

「ん……ひゃ、あぁっ!?」

東郷先輩のモノが触れたかと思うと、一気に貫かれた。
さっきまでの優しさはどこにいったんだ!?

「あっ……んっ……あぁっ!!」
東郷先輩は緩急をつけて腰を振ってくる。しっかり腰を掴まれているから、俺は声をあげることしかできない。

「はっ……チカラん中、すげぇ…」
東郷先輩の声は相変わらずエロい。
俺のモノは触られてもないのにイきそうだ。

「んん……せんぱっ……あっ良いっ…」

「チカラ……気持ち良い…」

「お、れっ……イっちゃ……あっ!!」

言ってるそばから精液を出してしまった。自分の腹にかかってトロリと垂れるそれを見て、恥ずかしくて死にたくなる。

「か、わい……チカラ…」

またそれか…
と思っていると、東郷先輩が腰の動きを速めてきた。

「うあぁっ!!あっ……あっ……!!」

「俺にも、イかせろよ…」
そう言って、東郷先輩は思い切り腰を打ち付けてきた。
「くっ……あぁっ、チカラ…」
その時、中に新たな衝撃を感じた。

なんだ、これ……?

「やべ、中に…」

東郷先輩の呟く声に続いて、やっと引き抜かれた異物。
疲れ切った俺は、重力に従って浴室の床に倒れこんだ。

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あきゅろす。
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