[携帯モード] [URL送信]

もうちょっとメイクビリーブ
チカラ
「や……舐めちゃ、やだ…」

「……よく言うな。他の男とセックスしようとしてたクセに…」

違うのに!
東郷先輩の舌が敏感な部分を何度も舐めてくる。
ダメだと思えば思うほど気持ち良い。

気づけば俺のモノはすっかり硬くなっていた。こんな時に、俺って最低だ……!

「ん……はぁっ…」

ダメだ。
ちゃんと話を聞いてほしいのに、腕が動かないから抵抗も叶わない。
自由を奪われることが、こんなに怖いとは思わなかった。

もう、何をされても逃げられないんだ。
どうしよう…

「あ、ダメ……我慢、できないですっ…」

東郷先輩の口が吸いついてくる。
とうとう我慢できずに先輩の口の中で射精してしまった。

「先輩……ご、ごめんなさ…」

東郷先輩、余計怒ったかも…
と思ったら先輩はローションを手にとってお尻の穴に塗りつけてきた。

「や、あっ……なんで…」

「……いれるぞ」

「え、待って、やだ、あっ……あーっ!」

怖い。
東郷先輩の表情、動き全てから先輩の怒りを感じる。

なんとか腕を動かそうとしても手錠がガチャガチャと鳴るだけ。
なんで東郷先輩はこんなもの…

「あっあぁっ……良い…」

あぁ、俺こんな時に何を言ってんだ…
でも本当に気持ち良い。やばい。これ以上続けられたらイっちゃ…

「あぁっ!あ、うぅ…」

俺がイくのとほぼ同時に東郷先輩もイったみたいだ。お腹に自分のとは違う、温かい液体の感触がした。
いつもみたいに言ってくれたら良いのに!
……って、言ってくれるわけないか…

「せ、せんぱっ……あの、今日はごめんなさ…」

無言で精液を拭く東郷先輩に、言い訳を始めようとした……んだけど、先輩は拭き終えるとすぐに部屋を出ていってしまった。

……えぇっ!?

俺、このまま?言い訳を聞いてもらえることもなく、手錠を外しても貰えず…

「……仕方ないか」

先輩と先に約束してたんだから、てっちゃんに断るべきだったな。

手錠の方に体を寄せて、なんとかベッドの上に座ることができた。この体勢の方が辛くない。

……東郷先輩は、どこに行ったんだろう?


[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!