もうちょっとメイクビリーブ
∞∞∞∞∞
「中谷……いれたい」
そう言ってチカラの残りの服も脱がそうとすると、チカラが俺の手を押し返してきた。
ここまで来て嫌がるなんて、どんな悪魔だ…
「中谷?」
「あの……その前に、あのね」
「なんだよ」
チカラは俺の指で荒らされたケーキに目をやったあと、怯えた表情で小さく呟いた。
「……俺も、やってみたい…」
「……な…」
なんて可愛いことを言うんだコイツは…
俺を殺すつもりなのか?
俺が何も言わないのを確認してチカラは生クリームを少しすくうと、俺の乳首にそれを付けた。
「中谷、待っ…」
チカラが可愛い舌を出して生クリームを舐めとる。よく考えたらチカラに舐めてもらうなんて初めてかもしれない。
男の意地にかけて感じるのは耐えたけど、このチカラはエロすぎた。
「もうガマンできねぇ、中谷…」
「え、ひゃあっ……!」
なかばムリヤリにチカラの服を脱がせて、自分も全裸になった。
一応指で少しほぐしたけど、焦らしたりする余裕は全くない。コンドームをつけるとすぐにチカラの中に挿入した。
「あ、あぁんっ……!先輩…」
「中谷……すげぇ、良い…」
欲望のままにチカラの中に打ちつける。
今日のチカラは世界一可愛い。なんだかそんな風に思った。
******
「うぅーん…」
「……中谷、起きたか?」
チカラは目を開けて辺りを見回した。
「先輩、お風呂入るんですか?」
「お前も入るんだよ」
風呂場のドアを開けて答えた。
チカラは「なんで?」みたいな顔で俺を見る。
「体ベタベタしてるぞ。生クリームで」
「……あぁ…」
「お前も、俺もな」
チカラは酒の勢いでした自分の行動の大胆さにようやく気づいたみたいだ。
すぐに「いや」とか「別に」とか言い出した。
「た、食べ物で遊んじゃダメです!」
「自分もしたクセによく言うな」
「それは…」
可愛い。一緒にお風呂なんて入ったらまた襲いたくなるかもしれない…
まぁそれはそれか。
「中谷……愛してる」
「え?なんですか急に…」
クリスマスツリーもイルミネーションも、アホらしいだけで理解に難しい。
だけど、クリスマスケーキだけは存在意義が見いだせた気がする。
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