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もうちょっとメイクビリーブ
∞∞∞∞∞
買っておいたケーキをローテーブルに並べると、チカラは思ったより喜んでいた。
こんなもんでチカラの笑顔が見られるならもっと早く知りたかった。

「……あ、中谷シャンパン飲むか?」

「えっ?」

俺じゃなくて、「クリスマスはチカラと過ごす」って言ったら昴が勝手に用意したものだ。
アイツは俺の親かなんかか。

「飲みたいです!子供の頃飲んだことあります!」

「……そうか」

いや、たぶんそれはちげぇだろ。
と思ったけどチカラと自分のグラスにシャンパンを注いだ。

「いただきまーす」

チカラがケーキを美味しそうに食べ始めた。俺はその様子をなんとなく見つめる。
と、不思議そうに俺を見て「食べないんですか?」と訊いてきた。

「食う……けど」

「……あ、食べたくないんじゃ?」

「いや、別に」

正直甘ったるいもんはあんまり好きじゃない。
チカラは疑わしげに「そうですか」と言って、シャンパンに口をつけた。

「あ、おいしい」

「良かったな」

シャンパンを飲むチカラを見ながら、ケーキを食おうか迷っているとチカラの頬に少し生クリームがついてるのを見つけた。

「……中谷、顔…」

「え?」

チカラの腕を引いて頬の生クリームを舐めとった。案の定チカラの顔が赤くなっていく。

「なっ……何を…」

「生クリームついてたから」

「こ、言葉にしてくださいよ!」

口の中に甘さが広がる。
こんな食べ方ならいくらでも食べられるのに…

「……東郷先輩?」

思いついたらもう実行したくなった。
チカラににじりよって服を脱がせる。当然チカラに抵抗されたけど、いつもより弱々しい抵抗だった。

「なんですか?やめて…」

「中谷……可愛い」

ダメだ。想像しただけで勃起してきた。
絶対可愛いに決まってる…

上半身裸にさせると自分も上の服を脱いだ。
チカラは赤い顔で「何するの?」と尋ねてくる。

「……お前、酔ってんのか?」

「へ?酔ってなーよ…」

ろれつも怪しくなってきた。
計算外だけど、抵抗されないのは都合がいい。

ケーキの生クリームを指ですくうと、チカラの乳首に塗りつけた。

「あ、ダメっ……うぅ…」

生クリームを広げたり集めたりしながら乳首を弄る。たちまち先端がピンと立った。

「やぁんっ……やめてください…」

「中谷……可愛い」

体温で溶けてドロドロになってきた頃、乳首に吸いついて生クリームを舐めとる。
チカラの声はいっそう大きくなった。

俺はまた生クリームをすくってそれを繰り返す。

「気持ち良いか?中谷」

「ダメです、こんなのっ…」

「正直に言えよ。気持ち良いか?」

チカラはアルコールが回ってボーっとなってるのか案外素直に頷いた。

「言ってみろよ。どう気持ち良い?」

「うぅ……ぬるぬるしてて、すごい……気持ち良い」

「……可愛い」

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