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もうちょっとメイクビリーブ
再び東郷リュウの章
「……そういや」

チカラの話が嬉しすぎて忘れてたけど…
「もうキスして良いんだよな?」

そう言うとチカラが顔を赤くした。
ゆっくり体を抱き寄せてチカラに口づける。
あー、ヤりてぇ。もう勃ってる…

「中谷……イヤか?」

「え?」

「セックス」

「えっ……と、イヤっていうか、もうちょっと喋れるようになった幸せを噛み締めたいな、みたいな…」

苦し紛れのチカラの言い訳を聞いて、ちょっと困らせてやりたくなった。

「……わかった。噛み締めさせてやるから」

「えっ??」

チカラをゆっくりと押し倒す。
戸惑うのも無視して、服を脱がせると可愛らしい乳首に吸いついた。

「あ、あぁっ……せんぱいっ…」

最初は嫌がっていたものの、チカラはだんだんと俺の舌に合わせてあえぎ声をあげた。

「あっ……良い…」

「中谷……今日は言わねぇんだな?」

「ん……?」

「『もっと噛んで』って。前に言ってただろ?」

赤かったチカラの顔がいっそう赤くなった。

「いっ……言えません…」

チカラの顔を見て思わず笑みがこぼれた。目が、『本当はしてほしい』って言ってる。

硬くなった乳首に吸い付くとチカラはやっぱり一段と大きな喘ぎ声を聞かせてくれた。

「やだ、東郷先輩……あ、あぁっ!」

「中谷……言ってみろよ。次はどうしてほしい?」

チカラはどうして良いかわからないみたいだ。
でも、ぜってぇチカラの口から言わせてやる…

「……先輩?」

どこも触らずにチカラを見つめる。
チカラはポカンとしたあと困ったような顔をして、次第に悔しそうな顔へ変わった。

「どうしても、言わなきゃダメなんですか……?」

「お前が言ったんだろ?喋れるようになって幸せだって」

「そういう意味じゃ…」

「何してほしいんだよ?……言え」

なかば命令口調で言うと、チカラもやっと覚悟を決めたみたいだ。

「その……い、いれてください…」

「何を?」

「さ……最低っ……!」

なんとでも言えばいい。
俺はチカラを嘲笑った。

チカラのモノをしごきながらもう一度「何をだよ?」と訊くと、チカラは涙目になりながら言葉を紡ぎだす。

「……先輩の……お、おちんちん…」

可愛い…
言葉が興奮材料になるなんて、チカラと出会うまで知りもしなかった。
コイツが言うとなんでこんなにエロいんだ?

「どこにいれてほしい?」

「……お尻。お願い…」

「中谷…」

……本当に、可愛い。

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