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もうちょっとメイクビリーブ
再び中谷チカラの章
「あっ……にゃあんっ」

「中谷っ……すげぇ、可愛い…」

何をやらされるかと思えば、東郷先輩は俺を全裸にして全身を舐め始めた。

頬とか首は百歩譲っていいとして、肩や手を舐めてくるのはやめてほしい…
これだから変態は困る。

反応を確かめるみたいに猫耳を触るのもやめてほしい…

「ふぅっ……にゃ、んっ…」

もうどれくらいの時間こうしてるのかな?

東郷先輩は恍惚の表情で俺のお腹を舐めてる。こんなのが楽しいのか、この人は…

「ん、にゃあ……あっ」

あぅ、気持ち良い…
東郷先輩の舌が内ももに移動してきた。なんかくすぐったい。

「にゃんにゃあ…」

「……どうした?」

『気持ち良い』って伝えられないのは一番もどかしい。メモに書くほどじゃないけど、伝えたいのに…

「にゃ、にゅう…」

「なんだよ?可愛いな…」

もどかしくてたまらなくて、東郷先輩の体をぎゅっと抱きしめた。

「中谷…」

東郷先輩が自分の服も脱ぎ出した。
俺は裸になった東郷先輩をもう一度抱きしめる。
このまま、東郷先輩としちゃうかもしれない。
昨日もしたばっかりなのに…

「……うみゃあぁぁっ!?」

「中谷?」

せ、先輩の背中から、血が滴り落ちてきた…

東郷先輩は俺の視線に気づくと、俺のお腹にぽたぽたと落ちる血を見て「あぁ」と呟いた。
先輩、背中にケガしてるのかな…

よく見たら腕にも傷ができてる。こんなの昨日までなかったのに?

……あぁっ!もしかして、俺!?

急いで自分の爪を見ると、猫のように鋭く尖っていた。
猫化がまた進んだんだ…

「中谷……大丈夫か?」

大丈夫じゃないのは東郷先輩の方だ。
昨日も今も、俺が力いっぱい東郷先輩のこと抱きしめたから、こんな傷が…

「にゃっ!?」

「いれるぞ、中谷…」

東郷先輩が何事もなかったように俺の脚を持ち上げたから、慌てて押し返した。

「なんだよ?」

なんだよ?じゃない!
早く傷を手当てしないと…

「傷のこと気にしてんのか?痛くねぇから、気にすんなよ」

気にするだろ!
って言いたいのに、東郷先輩はこのままいれるつもりらしい。

なんて非常識なんだ…

「にゃ、にゃあっ……!」

「なんて言ってんだよ?」

この鬼畜っ……わかってるくせに!
本当に東郷のモノが少しずつ入ってきた。こんなの、イヤなのに…

「にゃ……にゃーっ!」

「中谷……もう止まんねぇよ。騒ぐな」

「ふっ……うみゅう…」

気持ち良い……けど、また東郷先輩の腕をつかんでしまいそうで怖い。
怖いのに、東郷先輩が腰を動かし始めた。

「にゃあっ!にゃ……あっ」

「気持ち良いか?中谷……好きなだけ、傷つけろよ」

「……にゃ?」

「お前がつけてくれる傷なら……愛しい」

な……なんてことを言ってるんだ。
不良一人にちょっと殴られたくらいで半殺しにするくせに…

「あ、にゃあ……あぁんっ」

「中谷……愛してる」

あ、ダメだ。
もうイキそう…

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あきゅろす。
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