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もうちょっとメイクビリーブ
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東郷先輩が俺の上に覆いかぶさって、いつも通り俺の脚を持ち上げた。

「と、東郷先輩…」

「なんだよ?」

「手で、俺の口おさえててくれませんか……?」

「……は?」

東郷先輩は意味がわからないという顔で俺を見る。電気消してるからよくは見えないけど。

「あの、隣の部屋に気づかれたら嫌だから…」

東郷先輩はまだ黙ってる。

「……声、いっぱい出ちゃうと思うから……お願いします」

そこまで言うと東郷先輩は俺の頭を優しく撫でてくれた。

「お前にそんな酷いこと、できねぇよ…」

「そ、そんな……お願いしますっ」
手を合わせて懇願すると先輩は渋々俺の口を塞いでくれた。

「あんまり無理すんなよ?」

「はい…」

「痛かったら……噛みつけ。俺の手に」

そ、それはさすがに…
「んんんーっ!!」

東郷先輩が突然挿入してきたから思わず叫んでしまった。
やっぱりお願いしておいて良かった…

「中谷っ……良い…」

「んっ……ふぅっ……んんっ」

やばい……気持ち良い。
俺はしばらく東郷先輩に手を塞がれたまま、ずっと情けない声を漏らしてた。

「チカラ……可愛すぎる、お前…」

急に東郷先輩が手を離した。俺が当然「ダメ」って言おうとすると、すぐ先輩にキスされた。

「んっ……んーっ…」

突然のキスがあまりに気持ち良くて、俺はすぐにイってしまった。すると東郷先輩の腰つきが更に速くなってくる。
先輩も、そろそろイくのかなぁ……?

「……あ、チカラっ…」

案の定、東郷先輩が急に性器を引き抜いたかと思うとお腹に温かい液体が降ってきた。

なんか事前にタイミングがわかるって嬉しいなー…

「……中谷、来い」

「え?」

東郷先輩はティッシュで精液を拭いた後、俺に浴衣を着せてくれた。

「そうだっ、隣に聞こえてないですよね?」

「そんな簡単に聞こえねぇよ」

そうかなぁ…
まぁ大声出してないから大丈夫だろうけど。

「……お前、そんなに俺とセックスしたことを隠したいのか?」

「え?だって…」

「やっぱり、あの転校生と浮気してるんじゃ…」

「ち、違いますよバカ!夏樹は本当に普通の男の子で、俺の親友なんですから!」

「……信用ならねぇ」

なんでだっ!

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あきゅろす。
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