ショート*ストーリー
Asahi-3
『うん……好きっ…』
ユズ、どうせお前のことだから、なんもわかってねーんだろ。
お前の発言の意味。今の俺の気持ち。
これから俺が、何をしようとしているか。
「ユズ……俺に、しごいてるとこ見せてみろよ…」
ユズが驚きで固まってる隙に、俺はユズの後ろに回って背中から抱き締める。
「あ、朝日……!?」
俺は体育座りになって、脚の間にユズを座らせた。
ユズは後ろを向いて「朝日?」と何度も尋ねる。
「早く、オナニー始めろよ…」
ユズの顔が真っ赤に染まる。
どうせならとんでもなく恥ずかしい思いをさせたい。
恥ずかしい思いをすればするほど、ユズは俺のことしか考えられなくなる。
「朝日……本気で言ってるの?」
「当たり前だろ」
俺だけに恥ずかしい姿を見せろ。
俺はそれを受け入れてやる。
ユズ、そうすればお前は喜んで、いっそう俺に依存するだろ?
ユズは意を決したように深呼吸をして、下着から自身を取り出した。
俺はそれを確認すると、服の下に手を入れてユズの乳首を軽く摘む。
「あっ……朝日……良いの……?」
「良いから……ユズは早くしごけよ」
指に力を込めるたびに、ユズの体がピクリと動く。ユズの手が動いて、荒い呼吸が聞こえ始めた。
「ユズ、気持ち良いか?」
「う、んっ……朝日が、触ってくれるからぁ…」
「……嬉しい?」
「う……れしっ……あっ……ん…」
ユズ……そんな淫乱な面を、お前はどこに隠していたんだ。
親友だったはずの俺に自慰を見せて興奮して、そんなに甘い声で喘いで…
そんなユズを、今まで知らずにいた自分に腹が立つ。
「ユズ、どこが気持ち良いんだ?」
俺はユズの乳首を弄り続けながら尋ねる。
「あさ……ひが、触ってるとこ…」
嘘つけよ…
男の乳首の感度なんてたかがしれてる。
絶対下半身の方が気持ち良いくせに…
「朝日…」
「何だよ?」と返したけど、ユズは喘ぐのに忙しくて何も言えないみたいだった。
自分から呼んでおいて…
「バカだな、ユズ…」
「ふえっ……あ、はぁんっ…」
ユズの声がどんどん大きくなっていく。
男にこんな姿見せて、もう二度と彼女なんてできねーな…
だけど、それでいい。
ユズ、もう二度と俺を苦しめるな。
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