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ショート*ストーリー
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「なんかドキドキしちゃうね、朔ちゃん」

イノリは笑いながら俺の下着を下まで下げた。
全然しない……びくびくならしてるけど。

だって…

「痛かったらちゃんと言ってね?」

「い……痛い!!」

「まだなんもしてない」

これからだよ、と言ってイノリは俺の上半身を机の上に押し倒した。
両足を開いて、間にイノリが入ってくる。

これじゃあ話が違う!!
俺は、こいつをノゾミくんみたいに鳴かせてみたくて…

「ひゃあぁっ!?」

イノリが俺に覆い被さって、首筋に吸い付いてきた。
ヤバい、絶対痕つけてる…

「は……あっ……あ、あんた…」

俺の言葉に気付いて、イノリが顔を上げる。

「ホント……ノゾミくんと似てないね」

イノリが目をぱちくりさせた。

「ノゾミくんは、良い声で鳴いてたけど……従順そうだし」

だから……こいつも、そういう奴かと思ってたんだ。そういうセックスがしたかったんだ。
なのに、こいつは…

「……知らねぇよ。ノゾミの喘ぎ声なんて、聞いたことねぇし……つーか俺は、ノゾミって単語さえ聞きたくねぇんだけど?」

「……な…」

また、イノリの声色が変わった気がした。表情も、さっきまでと一転してすごく険しくなってる。

だってさっきは、ノゾミくんの話してても様子変わんなかったのに…

「朔、俺とノゾミを一緒にすんな。今にわからせてやるよ…」

「や、イノリ……あ、痛いっ!!」

イノリが俺の脚を持ち上げた直後、下半身に激痛が走った。
なんで俺が、そんなとこに指いれられなきゃいけないんだ……!!

「痛い……?最高じゃん」

『痛かったらちゃんと言って』と言われた俺は、『痛い』と言ったらやめてくれると思い込んでいた。
最高?
どういう頭の構造なんだ!!

イノリをぐっと睨み付ける。
するとイノリは妖しい笑みを浮かべて指を動かし始めた。

「うっ……あ、はぁ……痛…」

穴の中でイノリの指が動いているのがわかる。俺は何度もイノリの肩を叩いたけど、イノリは更に指を激しく動かしてきた。

「あっ……イノリ!!……んぁっ…」

「朔……可愛い」

可愛い?かわいかねーよハゲ…

しばらくイノリが指を出し入れするのに耐えていたら、また新たな衝撃が来た。

「朔、痛い?」

「あんっ……は……いた、いっ…」

2本の指が俺の中で暴れてる。
だけど、実際はもうさほど痛くなかった。むしろ、体がビクンビクンする。

「あっそ……じゃあ体に聞いてみるか?」

イノリがニヤリと笑って再び硬さを取り戻していた俺のモノを掴んだ。

「うあぁあっ!!」

「朔……お前は感じてんだよ。男にケツの穴ん中ぐちゃぐちゃに掻き回されて勃起してる、最低な男なんだよ…」

イノリが楽しそうに言った。
なんかの間違いだろ、こいつがノゾミくんの片割れなんて…

それでも、イノリにそう囁かれて俺のモノからまた汁が溢れだしていた。

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あきゅろす。
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