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*2nd彼氏*
第六話+マサキのココロ
「ねぇー幸紀ー!」
「んー?何?」
「久しぶりに家来ない??」
「えー!行く!!一緒に勉強ダァ☆」
今、テスト期間で帰るのがはやい。
だからこれから奈結花の家で勉強会
久しぶりに奈結花の家に行くなー!
「さーきっ!」
「え!?マサキ!」
「誰?となりの制服じゃんーもしかして新しいかr...」
話してる途中だけどあの顔を見れば何を言うか分かる。
だから奈結花の口を塞いだ。
「なーゆーかー!期待してもそんなんじゃないからねー」
「はははっ!仲いいね!初めまして。相沢将毅です。」
「初めまして!幸紀の友達の井島奈結花です!」
「よろしくね。あ、幸紀!今日今から時間ある?」
「ゴメン...今から奈結花の家で勉強会なんだー;;」
「そっか。じゃ,いいや!何でもない。バイバイ。」
「うん!ばいばい!」
「奈結花ちゃんもバイバイ!」
「マサキくんバイバーイ!」
〜奈結花の家〜
「うー...分かんない!」
「幸紀またぁ?えっとここはね...」
「分かった!本当奈結花頭よすぎでしょ?」
「そんなことないから!ぜーんぜん?」
「うーそーだぁーせめて幸紀よりいいじゃん!テストの点...」
「はいはい!ワークの続きやろ?」
「はぁーい。」
こんな感じで奈結花に教えてもらいながら
一応(?)勉強してた。
と思ったらいつの間にか恋ばなモード!!
「ねぇ,さっきの...ま..なんだっけ?」
「あぁ,マサキ?」
「そうそう!その子って誰?友達?」
「うんー友達ーパソコンで知り合って、学校となりだからあってみてーみたいな感じ」
「優しそうだよねー!声から顔から何から優しさが溢れ出してる...!」
なんなのよそれ笑
「そう?ま・優しいけどさぁ?」
「好きなの?」
「えっ!?だーかーらーそんなんじゃないし!向こうも恋愛対象外だと思ってるでしょ?」
「分かんないよぉー?」
「分かる!てか、幸紀がマサキを好きになんかならない!」
「じゃ,これからの展開にきたいだねっ」
「なーゆーかー!!」
「まぁまぁ、あ!もう7時だよー」
「本当だ!じゃ,かえるねーバイバイ!」
ガチャッッ。

やっぱ7時にもなると暗いな...1月だし余計に... 
ちょっと怖い。
「あーれー?一人?これから一緒にご飯行かない?」
ギクッ。予感的中...かも
髪の毛金髪...ヤンキーかよ...
「行きません。」
「えぇー!行こうよ?ネっ?」
「ちょっとやめて下さいっ。無理です」
「いいじゃんー!」
「幸紀に触るな!」
バシッ。
「いってぇー!誰?彼氏?もういいよー。」
ヤンキーっぽい人は逃げていった。
「大丈夫!?けがしてない!?」
「うん..ってかなんでマサキここにいるの!?」
「あー。友達の家行ってたから。」
「そおなんだ!幸紀も一緒だよー」
「じゃ、途中まで一緒に帰ろっか。女の子一人は危ないし!」
「うん!アリガトね」

ドキドキ。
ん?何でドキドキしてんの?
あ・びっくりしたのかな。

それから坂を下って交差点にでた。
「ここでいいよ!アリガト!」
「大丈夫?なんかあったら叫ぶんだよ?」
「はーい!叫んだらまた,マサキがきてくれる?」
「えっ?あーどうしよっかなー笑」
「アハハっなにそれー!あ・帰ったらメールしていい?」
「いいよ!じゃーね」
「ばいばい」
私は回れ右をして歩き始める
「幸紀!」
少し離れたくらいに後ろからマサキの声。
「んー?どうしたの?」
振り返るともう目の前までマサキがきていた。

ギュッ。

気づけば抱きしめられていた。
何がおこったのか分からなかった。
「えっ!?えっっ!!?マ...サキ?」
そういうとマサキは離れた。
「ごめん...つい..でも、これが俺の気持ちなんだ...いいままで怖くて言えなかったけどもういいんだ。」
「え...どういう意味...それって...?」
「幸紀、俺、幸紀が好き。だから付き合って下さい。
本当はネットで仲良くなってからちょっとずつ好きになって、初めて学校で会ったとき
本気で好きになった。いきなりごめんな?」
「えっあの...えっ__!!」
「帰ったらメールするから。バイバイ。」
...。

えーーーーーーーー!!!!!!


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あきゅろす。
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