[携帯モード] [URL送信]

厨二病
いいんじゃないの















だだだだだだだだだだだだだ





やばい
やばい
あいつだ
全然変わってねえ

つっても
三ヶ月ぐれーしかたってねーし
当たり前か

そーいえば正十字来るっつってたな
うおう
やべえ

悪いけど完全に忘れてた
うあー




「奥村くーん,なんで逃げてんねん
坊はなー顔恐いけどなー
そーんな悪いお人じゃありませんてー」



確かに!
あんときも坊って呼ばれてた!

いや,なんとゆーか
何があるってわけじゃねーけど
それはわかってっけど
それでも,そのー

















マジ泣き現場
見られてるし






くあおおおおっ
柔造に会うならまだっ!
まだ良い!
見るからに大人だし!
無駄に掘り起こしたりしなさそうだから!


でも勝呂だぞ!?
あの生意気ーな感じの勝呂だぞ!
むりだ!むりだて!
友達になんてなれるかよ!




「おい待てやこらあああああ!!」
「ひいいい来たああああ」

「あ,坊
顔ひどいですよ
般若?」


ガスッ!!!

と後ろで音が聞こえる
志摩ぁ,死ぬなよ!!




「おん前あれ,
燐やろ!!!!!!」
「ぎゃああああ名前を呼ぶなあああああ」


雪男に聞こえたらどーすんだボケぇぇ
つか意外に足速っ!!


「なんで逃げるんや!」
「いや,そのー
なんとゆーか
羞恥心?」
「なんや泣き顔見られたぐらいで」
「言うなあああああああ!!!」
「ぐフッ!!!」


どすっ!!
と半ばタックルをしながら勝呂の口をふさぐ

くっそくっそくっそくっそ…!!





「………久しぶりやなあ,燐君?」
「………オヒサシブリデス,勝呂サン」


































「えー
既に知り合いやったんー
面白くなー」
「どうやっておもしろさを感じんねん」
「いやこう…
きゃっかっこいい!どきーんっ
みたいな物を…」
「志摩きもい」
「ひどっ!!」


芝生で円になって座る
志摩はなぜかテンションが高い


「いやーしかしねー
まさか坊が呼び捨てするとわ」
「こいつの名字知らんしな」
「昨日言ったやないですかー
奥村でっせ,奥村」
「あー……
そう言えば,なんで藤本やないねん」


勝呂がこっちを見ると同時に横へ顔をそらす
殴られた


「いだっいだあ!!
何すんだよ!!」
「さーなんやろなー
なんでやろなー」
「おんまえぇ…!!!」
「ぼ,坊…やりすぎですわ」


くっそー
じんじんする
手加減されたっぽいのがさらにむかつく!!!


「親父は義理だよ義理!!
なんでか名字は奥村なんだよ」
「わー複雑やねー」


どんまいどんまい
と,志摩が頭を撫でてくる

………なんか
こいつ,似てんな
無神経な所と,仕草とかが,柔造さんに




「…………志摩,お前
藤本が誰か知らんのか」
「「………へ?」」



なんだそれ
なんだよその知ってて当然,みたいな勝呂の言い方は




「んー…んー
きいたことありまへんなあ」
「いやあるわ!ふつーにある!」
「どんな所で?」
「塾の授業とかっ………………













……………………………あ」


お,奥村
お前がおったな

って言う顔をする勝呂
ぴっきーんと,くる













「………塾,ってなんのことだよ」


[戻る]


あきゅろす。
無料HPエムペ!