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狂い咲き赤
君の狂気を止められなかった
君を救えるのは僕だけだった
例えこの命犠牲にしようと君が戻ればそれでいい
だってさ、
「愛してる」
聞こえたようで、良かったよ
唇についた赤をぬぐって、泣いてる君にキスをした。
「さいごの、ね」
狂気に叫ぶ声がしたけど
残念、タイムリミットだ。
大切にしてよ、
散らばった赤を。
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