美男子!?
翼
病院に着き、僕と結輝は治療した。
まどか『鳴歌!結輝!大丈夫だったか?!』
鳴歌『平気平気!』
包帯グルグルだけどね♪
桃夜『包帯グルグルなのに?』
鳴歌『・・・・・うるさい』
結輝『僕のせいでごめんね…鳴歌ちゃん、痛い?』
鳴歌『だから!結輝のせいじゃないよ!!こんな怪我平気だって!結輝こそ痛くない?』
結輝『大丈夫だったよ!』
『うわーん』
誰かの泣き声が聞こえた。
鳴歌『皆ちょっと此処で待ってて!!』
僕は泣き声がする所まで足を動かした。
*翼*
パパが植物状態でもう目覚めないって看護士さんが言ってた。
翼『わぁーん』
『どうして泣いてるの?』
包帯グルグルの人が話し掛けて来た。
翼『パパがもう目覚めないって・・・・』
『そっか・・・君名前は?』
翼『大塚翼』
『僕は睦月鳴歌。僕ね、神様がいるって信じてるんだ』
翼『神様なんているわけない!』
鳴歌『僕も始めはそうだったんだ。信じていれば僕のパパもママも生きてたかもしれない・・・・』
翼『お兄ちゃんもいないの?』
鳴歌『うん。翼はいいね、今パパは頑張って生きようとしてるんだよ?翼のパパは根性があるね?翼も早くパパが目覚めてくれるようにお祈りしよ?神様はね、信じる者にだけに幸せを分けてくれるんだ』
翼『じゃあ信じたらパパ目覚めてくれるかな?』
鳴歌『何年たっても翼の気持ちが変わらなければ神様は翼に答えてくれると思うよ』
翼『本当!!僕神様が答えてくれる様に頑張る!!』
鳴歌『クスッ翼は可愛いね。応援してる!ニコッ』
翼『ねぇねぇ!僕のお兄ちゃんになってよ!!』
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