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美男子!?
結輝

*結輝*

7歳の頃
僕にはもう家族がいない。パパがママを刺しちゃったから。


僕が1人でブランコに乗ってると『1人でどうしたの?』っと誰かが話し掛けて来た。

結輝『えっ』

『寂しいの?』

結輝『僕にあまり話掛けない方がいいよ?』

『やーだね!君昔の僕に似てる!!泣きたい時に泣いといた方がいいよ??』


僕は泣いてしまった。だってこんなに優しくしてくれる人久し振りだったんだもん

結輝『・・・ごめんね。ありがとう ニコッ』

『良い笑顔だね!あっ、僕もう時間だから!!またね』

結輝『うん!バイバイ!!』


その子は公園の出口まで歩いて行った。



『あー!お前、人殺しの子どもだ』

結輝『ビクッ え?』

5、6人の男の子達が僕の前に来た。



*鳴歌*

あの子の瞳は昔の僕に似ていた。

『やめて!!』

さっきの子の声が聞こえたから後を振り返った。

鳴歌『!!!』

5、6人の子達にさっきの子が石を投げ付けられていたり、蹴られたりしていた。
僕は走ってあの子に覆い被さった。

鳴歌『大丈夫?』

『ヒクッ さっきの・・・』

鳴歌『怪我してる…』

『なんだよお前!!邪魔だよ!!人殺しの子供を庇うのかよ!!』

鳴歌『人殺し?・・・そんなの関係なくない?馬っ鹿じゃないの??この子は人なんて殺してないだろ?』

『そんなの知るかよ!!』

相手は僕に石を投げて来た。

『ヒクッヒクッ 退きなよ』

鳴歌『やだね!退いたら君が怪我するでしょ?』

『あ・・・血出てる・・・』

鳴歌『このくらい平気だよ^^あの子達片付けて来るから僕の後にちゃんと居てね?・・・君らの方が人殺しになるんじゃないの??石投げたり蹴ったりさ!!君ら本当幼稚だね?』

僕は大きな声で言った。

『なんだと!!』

鳴歌『幼稚だって言ってんの!!』

僕は耐えられなくて返り討ちにしてやった。

鳴歌『よわいなぁ・・・』

『君すごい!!あっ、僕名前言ってなかったよね?結輝って言うんだ!!』

鳴歌『僕は鳴歌!』

結輝『じゃあ、鳴歌ちゃんね♪』




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