美男子!?
まどか
*まどか*
8歳の頃
俺は遊びに行っていた。帰って来たらパパとママと兄ちゃんがいなかった。
ピンポーン
…ガチャ
まどか『どちら様?』
そこにはおばさんがいた。
おばさん『君がまどかくんね!今日からまどかくんは施設に来るのよ!!』
まどか『え?パパ達は?』
おばさん『まどかくんのパパとママに頼まれたの。まどかくんを施設にって!!』
俺は何がなんだかわからなくて無理矢理施設に入れられた。
施設の皆も最初だけ仲良くしてくれたけど日が経つにつれ話し掛けて来なくなった。そんなある日俺は施設から出た。
何処に行こうか歩いていると誰かとぶつかってしまった。
*鳴歌*
僕は散歩しようと歩いていたのだが誰かとぶつかってしまったらしい。
『ごめんなさい!!』
鳴歌『僕もごめんね?余所見してたみたいで・・・』
『いや、俺下向いて歩いてたし』
鳴歌『そんなに謝らないで?君名前は?』
『まどか!満月 まどか!!』
鳴歌『僕は睦月鳴歌!よろしくね』
まどか『睦月?君睦月鳴歌って言うの!!』
鳴歌『ん?そうだけど・・・・』
まどか『あの・・さ、鳴歌の母親の旧姓って何?』
鳴歌『ん?確か満月・・・まどかと同じだね♪』
『まどかくーん!!何してるの!早く戻って来なさい!!』
まどか『やばっ』
『まどかくん!!』
おばさんがまどかの腕を引っ張った。
まどか『やだ!!あんな所戻りたくない!!』
僕は止めに入った。
鳴歌『おばさん!!まどか嫌がってるじゃん!!離してやれよ!!』
おばさん『君には関係ないでしょ!!』
鳴歌『・・・』
まどか『おばさん!鳴歌を悪く言うな!!鳴歌だって関係ある!鳴歌は俺の・・・俺の従兄弟なんだから!!』
鳴歌『え?まどか?』
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